No.09781 年次推移の統計  【葛飾】 2009/04/29(Wed) 17:42

教えていただけましたら幸いです。
ある疾患における検査マーカー結果の陽性率が年次推移で有意に増加している(もしくは減少している)かを検定するためにはどのような検定法を用いたらよろしいでしょうか。年次ごとの被験者数は一定せず,被験者には重複はありません。

ま た,その場合,たとえば過去9年間は年次でのデータがあるが,過去10年以上前は10年以上前の何年間かをプールしたデータの場合,それを10年以上前と して1項目の数値にカウントすることはできるのでしょうか。つまり,そこだけ数年間のデータのプールで,9年前から現在までは1年ごとのデータということ になります。

No.09788 Re: 年次推移の統計  【青木繁伸】 2009/04/30(Thu) 22:05

規模が小さい実験データならば,コクラン・アーミテージ検定ということも考えられるところですが,この場合は陽性率を従属変数,年次を独立変数として回帰分析を行い,傾きが0であるかどうかの有意性検定を行うということになるのかな?

> 過去10年以上前は10年以上前の何年間かをプールしたデータの場合

プールした年度の中央を独立変数のデータにするということになるのかも。

No.09789 Re: 年次推移の統計  【葛飾】 2009/04/30(Thu) 22:38

お返事ありがとうございました。
コクラン・アーミテージ検定をまずは勉強してみます。

なお,10年以上前の何年間かをプールしたデータといいますのは,その時点,つまり10年前から検体収集が開始された状況で,患者の診断は検査開始時までに診断のついていた症例ということです。やはり診断時の中央年次とするのがよいでしょうか。

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