No.09244 Dunnett検定  【GLUT4】 2009/02/16(Mon) 17:52

とある薬物の用量依存を見るためにDunnett検定を用いました。
濃度は0,1,3,6,9mMで設定して,0mMとその他の群を比較したわけです。
最低限0mMと3mMで有意差が出てくれればよく,実際に有意差が出ました。
この度論文投稿して査読が返ってきましたが,その過程で3mMと6mMの差も検定する必要性が出てきました。tukey検定をすればすべての群の比較を行ってくれるわけですが,tukey検定だと一番肝心な0mM vs. 3mMに有意差がなくなってしまいます。
こういった場合,Dunnett検定に加えて,3mMと6mMの検定だけでもt検定で行ってはだめなのでしょうか。

どなたか有効な解決策を教えてください。

No.09257 Re: Dunnett検定  【にゃんちゅう】 2009/02/17(Tue) 14:43

対比の事前計画になりますから,t検定でBonferroniの調整ですね。4+1で5で調整ですから,0.05%水準でも0.01%となりますから有意にはなりやすいでしょう。検出力は当然Dunnettよりも落ちるでしょう。

もう一つは事後検定として多重比較をすることにして,Tukeyよりも検出力の高い方法を(例えばsidak)使ってみることですが,検出力はBonferroniより落ちると思われます。やってみないとわかりません。

No.09262 Re: Dunnett検定  【GLUT4】 2009/02/17(Tue) 16:14

>にゃんちゅうさん

さっそくのアドバイスありがとうございます。
Bonferroniで補正するという方法が良さそうですね。
さっそく試してみます。

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