No.09176 Re: 医学統計 【sb】 2009/02/09(Mon) 19:17
目的変数をリンパ節転移の有無(1/0)とし,静脈侵襲の程度をダミー変数で表し,説明変数とし,ロジスティック回帰分析を行う。
No.09177 Re: 医学統計 【K】 2009/02/09(Mon) 19:59
ありがとうございます!
それと追加で1群リンパ節転移の集団と2群リンパ節転移の集団での危険因子(静脈侵襲,年齢,性別,腫瘍の大きさ・・・)をしらべるのもロジスティック回帰分析でいいのでしょうか?
No.09179 Re: 医学統計 【sb】 2009/02/09(Mon) 20:23
例えば,lymphと云う新しい項目を作り,0:=リンパ節転移無し,1:=リンパ節転移あり(1群,2群を区別 しない)として,目的変数とします。目的変数が0/1で表されているのが,ロジスティック回帰分析です。説明変数がどの様に表現されているかは,関係あり ません。
なぜ,リンパ節転移をある/無しの2つであらわすか?なぜ,無し,1群リンパ節転移,2群リンパ節転移の3つで表さないのか?ある/無しの場合,ロジスティック回帰分析が使える。解析が容易で,かつ,解釈が簡単。
目的変数を,0,1,2とする解析法もあるが,その解釈は,ロジスティック回帰分析の結果ほど,明快ではない。
ただし,1群リンパ節転移,と2群リンパ節転移を区別して,説明変数との関連を調べるのが重要であるのなら,1群/2群リンパ節転移を目的変数として解析を進めるのは構わないと思います。
No.09180 Re: 医学統計 【K】 2009/02/09(Mon) 20:38
sb様。たいへんわかりやすい説明ありがとうございます!勉強になりました。さっそく解析してみます。
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