No.08891 Re: 判別分析の結果解釈 【青木繁伸】 2009/01/12(Mon) 21:38
> 有意確率等を考えると,データは意味をなさないのかとも思います。
どの数値を元にして,そのように考察したのですか?
> Wilksラムダ .949
> 有意確率 .017
なら,判別はうまくできたと言うことではないですか?
結果の中に,各群別の正判別率に関するものがあると思いますけど,それを見ても,判別はうまくできていないと思ったと言うことでしょうか?
もっとも,「59.5%個が正しく分類された」ということからは,あまり成功しているとは言えないというのには同意しますが。
No.08893 Re: 判別分析の結果解釈 【kiki】 2009/01/12(Mon) 22:23
早速コメント頂き嬉しく思います。
SPSSの本を読みながら解釈をしていて,どの数値をどの様に見たら良いのか,いまいち理解が出来ていないのが現状です。本によると,以下の正準相関の数値が高ければ,うまくグループが判別できたということであると書かれていました。
>正準相関 .225
しかし,どの程度の数値を高い・低いと判断するのかは書かれておらず,解釈の仕方が分からなかったのです。その様な基準がもしあれば教えていただきたく思っております。
それに関連しておりますが,先ほど提示させて頂いたデータとは別に,対象者20名で行った分析では,以下のような数値がでました。
固有値 .014
正準相関 .119
Wilksラムダ .986
有意確率 .886
有意確率はかなり先ほどのデータ(有意確率 .017)と異なりますが,それ以外はさほど変わりません。この場合,どちらの方がうまく判別できていることを意味しているのか教えていただけますか?
No.08895 Re: 判別分析の結果解釈 【青木繁伸】 2009/01/13(Tue) 08:57
正準相関係数が0であるという帰無仮説の検定統計量がウィルクスのΛから計算される有意確率が呈示されているでしょう。
有意確率の見方はわかりませんか?有意確率が0.05より大きいと,帰無仮説が採択されます。すなわち,判別はうまくいっていませんと言うことになるのです。
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