No.08884 フリードマン検定後の多重比較について  【kazu】 2009/01/11(Sun) 17:35

No. 8865で発言した者です。再びよろしくお願いします。フリードマン検定の結果,事前・事中・事後の3群の中央値にに有意な差が認められました。そこで, 事前をコントロール群として多重比較をするために,ボンフェローニの不等式を利用して見ることにしました。その結果,事前と事中の間にZ=-2.847, 有意確率(両側).004と差が見られました。ボンフェロニーの方法による多重比較では,0.05/3より小さいことが基準となっているので,これは採択 されると思うのですが,この結果を論文に記載する際,普通ならp<.005などの表記ですが,この0.05/3という場合,どのように表記したら良いので しょうか?

No.08885 Re: フリードマン検定後の多重比較について  【青木繁伸】 2009/01/11(Sun) 17:57

> これは採択されると思うのですが

逆でしょ?帰無仮説棄却でしょ?
> 0.05/3
[1] 0.01666667
> pnorm(-2.847)*2
[1] 0.004413336
>0.05/3という場合,どのように表記したら良いのでしょうか

「ボンフェローニによる有意水準は 0.05/3=0.01666667 で,中略,Z = -2.847,有意確率(両側)は 0.004 となり,有意な差が認められた」。。。っていうことでは

No.08886 Re: フリードマン検定後の多重比較について  【kazu】 2009/01/11(Sun) 18:34

説明が不十分で申し訳ありません。表に表記する場合でも,「ボンフェロニ−による有意水準は0.05/3である」ことを載せていればいいのでしょうか?

No.08907 Re: フリードマン検定後の多重比較について  【太郎】 2009/01/13(Tue) 16:05

 普通はボンフェロー二法により5%レベルで有意差ありと言う表現でいいと思いますが。
 それと,3群の場合は,フリードマン検定で有意であれば,有意水準を調整しなくても5%で2群を比較するという方法でも問題ないですよ。ボンフェロー二で有意なので,それでいいとも思いますが。
 4群以上の場合は,有意水準の調整が必要です

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