No.08734 アンケート集計  【Mijyu】 2008/12/24(Wed) 23:46

卒業論文の作成にあたり,統計を行っているのですが
この統計で正しいのかと不安になり投稿させて頂きます。
よろしくお願い致します。
私は実験の中で10項目の質問に対して5段階の評価で答えるアンケートを行いました。
アンケートを実地したのは4回(A・B・C・D)で被験者を2つのグループに分けています(a・b)。
ここで目的としているのは,A・B・C・Dで各質問に差があるのか,グループで比較すると差があるのかという点です。
今,マン・ホイットニ検定の小標本の場合で各質問に対してaグループ内でA:B,A:Cといった比較を行い,さらにA1:A2,B1:B2といったaグループ:bグループの比較も行おうとしています。
本当はウィルコクソン符号付順位和検定の小標本での検定を考えて行ったのですが,T値の有意点が表示されなかった為,有意差の判定を見ることができませんでした。
このやり方でよいのでしょうか??
分かり辛い文章と思いますが,ご教示頂けると幸いです。
よろしくお願い致します。
下の表は10ある質問の1つをa・bのグループ毎にデータにしたものです。
       A      B       C      D
a 2 2 3 2
a 4 2 1 1
a 3 3 3 3
a 4 3 2 2
a 2 3 2 2

A B C D
b 2 4 2 2
b 4 4 4 5
b 2 3 3 4
b 2 2 2 2
b 4 3 2 3

No.08737 Re: アンケート集計  【青木繁伸】 2008/12/25(Thu) 10:17

> マン・ホイットニ検定の小標本の場合で各質問に対してaグループ内でA:B,A:Cといった比較を行い

> 本当はウィルコクソン符号付順位和検定の小標本での検定を考えて行ったのですが,T値の有意点が表示されなかった為,有意差の判定を見ることができませんでした。

「A:B,A:C」 などは対応のあるデータなので,マン・ホイットニーの U 検定ではだめですね。「有意点が表示されなかった為」って,使った統計ソフトは何?Rだと,P値も出ます。もっとも,サンプルサイズが小さいし,同値も多 いので,有意になるのは希でしょうけど(絶対に有意にならない状況も出てきますね)。

> さらにA1:A2,B1:B2といったaグループ:bグループの比較も行おうとしています。

こちらはマン・ホイットニーの U 検定でよいでしょうけど,検定を繰り返すというのは大問題。多重比較をしたほうがよいし,そもそも4回のアンケート間とグループ間の比較を別々に行うのも問題。二元配置分散分析を考えるほうがよいと思いますけど。

指導教員に指導を受けてください。

No.08742 Re: アンケート集計  【Mijyu】 2008/12/25(Thu) 11:49

青木様ありがとうございます。
使っているソフトは4stepエクセル統計という題のテキストに付録アドインソフトとして付いていたstatcel2をインストールして使っています。
二元配置分散分析ですか。
わかりました。やってみます!
色々アドバイスして頂いてありがとうございました。

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