No.08090 Re: 2要因分散分析と主効果 【にゃんちゅう】 2008/10/27(Mon) 17:27
もとの分散分析は従属変数が何で,独立変数が何と何なんですか?
説明をみていると1要因の分散分析のように見えますが。
No.08091 Re: 2要因分散分析と主効果 【青木繁伸】 2008/10/27(Mon) 21:09
最近も何件か類似の質問がありましたが,7983 は今回と同じ質問者です(同じデータでしょう)。8039 も同じようなデータですね。
> 自己効力感評価尺度の3因子(B)です
が, 同じ傾向のものを測る3つの変数,まあ,自己効力感評価尺度その1,自己効力感評価尺度その2,自己効力感評価尺度その3で,同じ傾向のものを測るんだか ら対応のある変数(3つの異なった条件下での測定みたいなものと同じと解釈するようなんですね。きょくたんな質問例では,理科,社会,数学みたいな3つの 異なったテストの成績を対応のある測定値と見なすなどという説明がありましたが,さすがにそれは極端なたとえ話であったということでしたが)。普通の対応 のある要因とは異なるので,「自己効力感の3因子の得点をまとめて平均化したもの」という解釈をしようということになるようですね。「要因」とか「要因効 果」という概念がすっ飛んでいるような気がしますね。
No.08116 Re: 2要因分散分析と主効果 【はる】 2008/10/30(Thu) 11:39
にゃんちゅうさん,青木先生,ありがとうございます。
前回の質問(7983)では,交互作用を扱って問題を解決する方法を教えて頂けました。ありがとうございます。ですが,未だ分散分析に振り回されている状態です。
>にゃんちゅうさん
元の分散分析は完全独立の2要因分散分析です。自己効力感尺度の因子の各得点を2(疾病の有無)×3(自己効力感の因子)で見ています。
>青木先生
「対応のある測定値」とみなすんですか・・・同じ尺度内とはいえ,全く別の質問を行っているのだから,「対応のない測定値」と考えていました。
だ からこそ,疾病群と非疾病群で自己効力感の総得点をt検定で見るのではなく,自己効力感尺度の3因子である,「行動の積極性」,「失敗に対する不安」, 「能力の社会的位置づけ」のそれぞれで疾病群と,非疾病群に有意な差があるのかないのか検定するには,どうしたらいいか知りたかったのですが・・・。
No.08117 Re: 2要因分散分析と主効果 【にゃんちゅう】 2008/10/30(Thu) 13:01
>元の分散分析は完全独立の2要因分散分析です。自己効力感尺度の因子の各得点を2(疾病の有無)×3(自己効力感の因子)で見ています。
で,何が独立変数で何が従属変数なのですか?
No.08118 Re: 2要因分散分析と主効果 【はる】 2008/10/30(Thu) 13:27
にゃんちゅうさん,失礼しました。
私は,2つの関係性を考えるならば,疾病の有無を独立変数,自己効力感を従属変数と考えています。
No.08119 Re: 2要因分散分析と主効果 【にゃんちゅう】 2008/10/30(Thu) 14:11
>疾病の有無を独立変数,自己効力感を従属変数
それなら一元の分散分析またはt検定になりますね。
>自己効力感尺度の各因子において,疾病群と非疾病群で有意な差があるか否かみたい場合
でもやはり「自己効力感尺度化の各尺度」別にt検定または一元分散分析になりますね。
No.08120 Re: 2要因分散分析と主効果 【青木繁伸】 2008/10/30(Thu) 15:22
> 「対応のある測定値」とみなすんですか・・・同じ尺度内とはいえ,全く別の質問を行っているのだから,「対応のない測定値」と考えていました。
だ からこそ,疾病群と非疾病群で自己効力感の総得点をt検定で見るのではなく,自己効力感尺度の3因子である,「行動の積極性」,「失敗に対する不安」, 「能力の社会的位置づけ」のそれぞれで疾病群と,非疾病群に有意な差があるのかないのか検定するには,どうしたらいいか知りたかったのですが・・・。
そうですか。質問の仕方とその後の対応を見ていて,すっかりあなたは「対応のあるデータ」と見ていると誤解していました。
> 対応のない2要因分散分析を行いました。
> 疾病群・非疾病群の2群(A)と,自己効力感評価尺度の3因子(B)です。
ここでも,あなたは「2要因分散分析」と行っているんだけどなあ
だからこそ,にゃんちゅうさんも「説明をみていると1要因の分散分析のように見えますが。」と言っている。
独立な3つの得点それぞれについて群によって,ある得点の平均値に違いがあるかどうかということなら,一元配置分散分析ですね。
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