Two-sample t test power calculationとなります。どうしても69という数字は導きだせません。
n = 23.60472
delta = 25
sd = 30
sig.level = 0.05
power = 0.8
alternative = two.sided
NOTE: n is number in *each* group
No.08015 Re: サンプル数 【青木繁伸】 2008/10/21(Tue) 21:15
> さらに疑問なのは検出したい差を25μmに設定していますが,これはどのように導き出したのでしょか?文献の筆者が勝手に設定した値なのでしょうか??
この部分についてのみ。その通り。評価者が決めた数値です。これくらいの差があるとき,それを検出するのに必要なサンプルサイズを求めたと言うことです。
# 別のスレッドでも何回も出てきますが,あなたが使った「標本数」という用語の使用法は間違えています。「標本の大きさ」とか「サンプルサイズ」というべきで,「標本数」というのは別のことを意味します。
No.08026 Re: サンプル数 【金木犀】 2008/10/22(Wed) 10:52
非常に分かりやすいお返事ありがとうございます。
# 別のスレッドでも何回も出てきますが,あなたが使った「標本数」という用語の使用法は間違えています。「標本の大きさ」とか「サンプルサイズ」というべきで,「標本数」というのは別のことを意味します。
自分が勉強不足であったため使用法を間違えておりました。気をつけたいと思います。
サンプルサイズ計算の結果が一致しないのは,多重比較をしているためです。
測 定機器が2種類であれば通常のt検定でよいのですが,A,B,Cの3種類あるので,A-B, A-C, B-Cの3回の検定を行います。その場合,もっとも慎重な方針(論文でも記載されているBonferroni法)をとるのであれば,通常 p<0.05で有意とするところを,3で割ってp<0.0167でなければ有意と結論することができません。
ということで,> power.t.test(delta=25,sd=30,power=0.8,sig.level=0.05/3)ということで31.6*2 = 63例ぐらいのはずですが,69になった理由はわかりません。
Two-sample t test power calculation
n = 31.6212
delta = 25
sd = 30
sig.level = 0.01666667
power = 0.8
alternative = two.sided
NOTE: n is number in *each* group
p値を検定回数で割るのが普通の方法ですが,元論文の著者はサンプルサイズを3倍してしまうというミスをしているのかもしれません…。
という風に考えているのですが…
何かアドバイスを頂けると嬉しいです。
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