No.07881 係数の差  【kuro】 2008/10/09(Thu) 08:28

いつも勉強させていただいております。ありがとうございます。

ある個体内の複数の部位で複数の測定(例 A,B,C法)を行い一定期間後に各部位が特定の変化をしたか,しないかについて2値として評価する測定(Y法)を行いました。複数の個体で同じ測定を行 いましたが予め特定の要因によりこれら個体を2群にわけました。A, B, Cの測定からYを予測(ロジスティック解析)した際,2群間で予測子の係数に差があるかどうかを検討したく思います。

一つの方法はロジス ティック解析の際にA, B, Cの予測子以外に群別情報を予測子(G)として追加し,GとA, B, C各々との間の交互作用項(G*A, G*B, G*C)を追加しこれら項の係数について有意性を見る・・という方法が妥当かと思います(間違ってましたら申し訳ありません)。この解析をRを用いて (glm or lmer)行ったのですが,いずれの交互作用項の係数も群間差の有意性が非常に高くなります。気になるのは,上記の「複数の部位」でのA-Cの測定結果 が,隣接した部位や近隣に存在する部位間で測定値の相関性があることで,このために係数の有意性が高く出ると考えました。これを回避する策が明確にできま せん。係数の有意性ではなくその大きさに関心があるので,部位間の相関性は個体間で一定であると仮定し,ロジスティック解析を各個体毎に行って得た係数も しくはそのZ値について群間比較を考えましたが・・はたして妥当でしょうか?長文申し訳ありません。ご示唆,ご教授頂ければ幸いです。

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