No.07819 因子分析の適合度検定  【Sallis】 2008/10/04(Sat) 23:35

検証的因子分析(最尤法,斜交回転)で,GFI( .509),AGFI( .434),RMSEA(0.147)とよくありません。どうすればよいか教えていただけると幸いです。

No.07822 Re: 因子分析の適合度検定  【青木繁伸】 2008/10/05(Sun) 21:20

元になった理論が間違えていた?
あるいは,その理論が想定していたのとは異なった特性を持つサンプルだった?
まずは,得られたデータを「探索的因子分析」で分析してみて,いったいそのサンプルではどんな因子があるのかを見てみるのが先決問題でしょう。

No.07825 Re: 因子分析の適合度検定  【Sallis】 2008/10/06(Mon) 00:09

返信ありがとうございました。先生がご指摘されたように,一度,探索的な因子分析をして,因子負荷量,クロンバッ クαともに問題ありませんでした。その後,検証的因子分析をした結果,GFI( .509),AGFI( .434),RMSEA(0.147)とあまりよくない結果になってしまいました。この場合,どうすればよいのか,教えて頂けると幸いです。

No.07826 Re: 因子分析の適合度検定  【にゃんちゅう】 2008/10/06(Mon) 06:02

数値をあげずに
>探索的な因子分析をして,因子負荷量,クロンバックαともに問題ありませんでした

というのは,因子負荷量がすべて.6以上で他因子への負荷量が0.2以下であり,クロンバックのα係数が0.8以上ということでしょうか?

もしそうなら,共分散構造分析の処理したソフトは何ですか?

もう少し具体的な説明が必要な気がします。

No.07829 Re: 因子分析の適合度検定  【Sallis】 2008/10/06(Mon) 10:29

>にゃんちゅう先生へ
因子負荷量は,すべて0.4以上で,クロンバックαは0.8(0.9に近い)以上です。共分散構造分析のソフトは,AMOS16.0です。いかがでしょうか?あと,他因子への負荷量が0.2以下ということについても,教えていただけると幸いです。よろしくお願いします。

No.07830 Re: 因子分析の適合度検定  【青木繁伸】 2008/10/06(Mon) 14:18

探索的因子分析で



のようにある因子で因子負荷量の高い変数が他の因子では0と見なすことができるくらい低いような場合に,0に近いものを強制的に0とおいて,



のような因子構造を得たときにどれくらいて適合度があるかを見るのじゃないでしょうか?そのような単純な因子構造ではないということは,理論モデルと合致しないということでしょう。

No.07832 Re: 因子分析の適合度検定  【Sallis】 2008/10/06(Mon) 15:48

返信ありがとうございました。SPSSでは,1回目の因子分析で初期の固有値1.00で因子数6と決めて計算して いましたが,スクリープロットを見てみると,変化の大きいところは,4-5因子間だったので,因子数4と決めて計算していました。もしかしたら,そのこと が影響を及ぼしたのかもしれません。再考させていただきます。本当にありがとうございました。

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