No.07805 chi2テストについて  【よしだ】 2008/10/02(Thu) 21:48

英語の論文を読んでいるのですが,統計がぜんぜんわかりません。
chi2テスト(カイ二乗検定のことであってますか?)で分析した結果,(chi2=5.13;df=1;p=0.024)となり有意差ありと判断できると書かれていました。なぜ(chi2=5.13;df=1;p=0.024なら有意差ありと判断できるのでしょうか?

No.07806 Re: chi2テストについて  【青木繁伸】 2008/10/02(Thu) 22:24

まず,日本語の統計学の教科書を読むのが先でしょう。

> なぜ(chi2=5.13;df=1;p=0.024なら有意差ありと判断できるのでしょうか?

「有 意差あり」というような言い回し自体おかしいのですけどね。また,「カイ二乗検定」というのもおかしい。自由度が1ということは二群二カテゴリー(2×2 分割表)の独立性の検定を指している(二群の割合の差の検定と等価)のでしょうけど。二群の割合(比率)の差なら,有意差があった(これも,有意な差が あったというべき)といってもよいのだけど,2×2分割表の独立性の検定なら,「独立であるという帰無仮説は棄却された」あるいは「関連がある」というべ き。

答えだけを書けば,「P < 0.05 ゆえ,有意水準5%のもとで,帰無仮説は棄却された」ということ,帰無仮説が具体的に何かによって,「有意な差があるといえる」とか「関連がある」というようにも言えるが。

No.07807 Re: chi2テストについて  【よしだ】 2008/10/02(Thu) 22:45

すみません,言い回しから違ったのですね。
にも関わらず,親切に教えて頂きありがとうございました。

統計の本を借りて自分でもう少し調べてみようとおもいます。
ありがとうございました。

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