No.07680 マイナス数字を含む場合のパラメトリック検定について  【だい】 2008/09/20(Sat) 09:38

マイナスの数字を含む場合はt検定やANOVAなどはできないのでしょうか?
たとえば,平均数値が 30±2,  2±1.9 ,-31.2±2.5 などの三群を比較したい場合にANOVAとTeuky多重比較などを用いていましたが,指導者よりマイナスを数字を含 む場合は統計ができないといわれました。比例尺度の場合だと考えていたのですが,できないのでしょうか?

No.07686 Re: マイナス数字を含む場合のパラメトリック検定について  【青木繁伸】 2008/09/21(Sun) 16:08

> 比例尺度の場合だと考えていたのですが,できないのでしょうか?

負の値を取りうるデータは,比尺度ではなく間隔尺度ですね。しかし,間隔尺度であっても,「統計ができない」訳ではないですよ。

No.07692 Re: マイナス数字を含む場合のパラメトリック検定について  【だい】 2008/09/22(Mon) 13:33

青木様,お返事ありがとうございます。
間隔尺度のご指摘ありがとうございました。
負のデータをANOVAで処理を行うことは問題でしょうか?

No.07694 Re: マイナス数字を含む場合のパラメトリック検定について  【青木繁伸】 2008/09/22(Mon) 13:45

> 負のデータをANOVAで処理を行うことは問題でしょうか?

前にも書いたでしょう。負のデータがあるということは,比尺度ではなく間隔尺度であるということ。間隔尺度であっても平均値,分散を求めることはできるのだから,t検定だって,ANOVAだって,相関係数を求めることだってできるんです。

ただ,世の中には間隔尺度のデータというのはあんまり無いんですよ。あなたのデータは本当に間隔尺度なのかどうか,若干の疑念がありますけどね。

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