No.07538 Re: 対応あり,なしの判断 【青木繁伸】 2008/09/01(Mon) 13:37
なぜ迷うのかわかりませんが,対応のあるデータから定数を引こうが足そうが,掛けようが割ろうが,対数を取ろうが指数を取ろうが,平方根を取ろうが,対応のあるデータに違いないでしょう?
No.07542 Re: 対応あり,なしの判断 【うめぼし】 2008/09/01(Mon) 13:56
早速の御返答ありがとうございます。
なぜわたしが迷ったのかといいますと,
たまたま検索して引っかかったページ
http://www.shiga-med.ac.jp/~koyama/stat/com-anova.html
に
*「対応のあるデータ」は,単に同一個体のデータということではない。
「反復測定した各データ」から「コントロール値」を差し引いた「変化量」は,
個体差によるばらつきが取り除かれているので,データは独立していると考えられる。
「同一データの反復測定」→反復測定分散分析
「同一データの変化量の検定」→要因分散分析
という記述があったからです。
実際のところどうなんでしょうかね・・・
No.07543 Re: 対応あり,なしの判断 【青木繁伸】 2008/09/01(Mon) 14:36
> 「コントロール値」
なぜ,括弧が付いているのでしょうね。
No. 7538 では筆が滑って(^_^;),掛けても割ってもなどと書きましたが。少なくとも個人ごとのデータにおいて定数の加減は結果に影響はないですよね。> b <- c(28, 33, 32, 24, 25, 37)
> a <- c(31, 26, 36, 31, 34, 23)
> t.test(b, a, paired=TRUE)
Paired t-test
data: b and a
t = -0.0914, df = 5, p-value = 0.9308
alternative hypothesis: true difference in means is not equal to 0
95 percent confidence interval:
-9.711946 9.045279
sample estimates:
mean of the differences
-0.3333333
> const <- c(6, 7, 6, 10, 9, 7)
> b2 <- b-const
> a2 <- a-const
> t.test(b2, a2, paired=TRUE)
Paired t-test
data: b2 and a2
t = -0.0914, df = 5, p-value = 0.9308 # 同じ結果で〜〜す!!
alternative hypothesis: true difference in means is not equal to 0
95 percent confidence interval:
-9.711946 9.045279
sample estimates:
mean of the differences
-0.3333333
> b3 <- b*const # 掛け算割り算はだめ(^_^;)
> a3 <- a*const
> t.test(b3, a3, paired=TRUE)
Paired t-test
data: b3 and a3
t = -0.271, df = 5, p-value = 0.7972
alternative hypothesis: true difference in means is not equal to 0
95 percent confidence interval:
-80.39389 65.06056
sample estimates:
mean of the differences
-7.666667
No.07544 Re: 対応あり,なしの判断 【うめぼし】 2008/09/01(Mon) 15:14
ありがとうございます。
参考にさせていただきます!
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