No.07500 Re: 強制選択課題の統計検定について 【にゃんちゅう】 2008/08/28(Thu) 19:33
このような場合といっていますが,正確に条件を記しているのでしょうか?
同じ人間に同じテストを2回して,実験事態を十分コントロールしているといえるでしょうか?1人の人間について結論を出すのですか?
統計的検定は十分な実験場面をコントロールをすることが重要です。
少なくとも1人の人間についていいたいのなら,統計的検定というよりも素性がわかっていて信頼できるテストを採用することがまず最初です。
No.07507 Re: 強制選択課題の統計検定について 【検定迷い人】 2008/08/29(Fri) 02:07
にゃんちゅう様
アドバイスいただきありがとうございます。
自分の質問を読み直してみて,足りない部分があるかと思い,
追加で条件について書かせていただきます。
>1人の人間について結論を出すのですか?
そうです。数人の被験者に実験を行わせて,ひとりひとりに効果が
あるかを統計的に調べる方法が知りたいのです。
(レターなどでまれにひとりひとりの被験者について統計検定を
行っているケースを見かけるのですが,それをしたいわけです。)
課題についてですが,
仮設例で話しているので,妙な例になってしまいますが,
例えば,1+8,2+6,3+4,5+1という4つの問題を
それぞれ20回,計80問をランダムに呈示するような条件を考えます。
あるクスリを使うと,1+8と2+6がうまく答えられなくなり,
正答率が落ちる。
別のクスリを使うと,どの問題もちゃんと正答できるような場合を考えるわけです。
No.07508 Re: 強制選択課題の統計検定について 【検定迷い人】 2008/08/29(Fri) 02:17
まず調べたいこと2つの内,最初の
>(1)クスリと偽薬を比較して,正答率が有意に向上したか?
についてですが,
最初は,“カイ2乗検定”を使えばよいのかな,と思ったのですが,
「それは違う!」と気づきました。
まず,それぞれの問題について20問中の正答数について
条件間に差があるかどうかを調べたいので,カイ2乗検定はおかしいな,
と思ったわけです。
さらに調べたいこと2つのうち,2番目の
>(2)クスリを服用したときの正答率が,チャンスレベル
>(それぞれの問題について正答率25%)より有意に高く正答できていると言えるか?
について
“2項検定”を使うのもおかしいことに気づきました。
第一の理由は,2項検定では,ひとつの問題(たとえば問題A(1+8=?))に
ついてのみ,それがチャンスレベルより有意に高く正答できるかしか言えず,
4つの条件すべてについてどうなのか,ということには言及できないことに気づきました。
第二の理由ですが,
上の問題では,解答候補は左から,9,8,7,6ですが,
1+8に対する正答は「9」であり,間違いの候補は8,7,6の3つ
ということになり,そもそも2項ではない,と気づいたのです。
ではどのような検定方法が適用できるか?という段になって
よくわからなくなり,この掲示板でご教示を願おうと思ったのです。
にゃんちゅう様をはじめこのような問題に詳しい方がいらっしゃいましたら
アドバイスをいただけるとうれしいです。
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