No.07441 サンプルサイズが有意差に与える影響  【うまひとすじ】 2008/08/21(Thu) 07:47

すいません。誰か教えて欲しいのですが,
A群:80例
B群:100例
C群:11例
でクラスカルウォリス検定を行い,有意差ありの結果が得られました。
次に差の検定でmann whitniy U test bonferoni補正で各群の差を検定したところ,有意な差が出ません。B群を80例にするとA群B群で有意差が出るのですが・・・

N数の違いが大きいと統計結果には影響が大きいのでしょうか?
それとも,安いソフトを使っているためってことも考えられるのでしょうか?

統計学素人です,どなたか簡単に教えてください。お願いします

No.07442 Re: サンプルサイズが有意差に与える影響  【波音】 2008/08/21(Thu) 08:57

> 各群の差を検定したところ,有意な差が出ません。

全体としては差が認められるけど,個々の群間比較(対比較)において差が認められないということはありえることです。そもそも対比較を行って,どの群とどの群に差が認められ,どの群とどの群とに差が認められないのかを確かめるのか多重比較でしょう。

> B群を80例にするとA群B群で有意差が出るのですが・・・

「B群を80例にする」というのは,B群のデータ数を増やしたということでしょうか。サンプルサイズが大きいと有意差が認められやすくなるので,そういうこともあるでしょう。

> N数の違いが大きいと統計結果には影響が大きいのでしょうか?

n(サンプルサイズ)の違いは特に問題にはなりません。両群でなるべく均等になっていれば,それにこしたことはないですが(^_^;)

> 安いソフトを使っているためってことも考えられるのでしょうか?

たぶん,それは関係ないでしょう(少なくとも今回の例に対しては)。
むしろ,お高い統計ソフトでも誤った結果を返してくれる場合もあるようですから,値段の高い安いは関係ないと思いますよ。

No.07510 Re: サンプルサイズが有意差に与える影響  【うまひとすじ】 2008/08/29(Fri) 19:27

ありがとうございますた。
とても参考になりました。
また,宜しくおねがします。

● 「統計学関連なんでもあり」の過去ログ--- 042 の目次へジャンプ
● 「統計学関連なんでもあり」の目次へジャンプ
● 直前のページへ戻る