No.07432 看護研究について  【こまっています】 2008/08/19(Tue) 23:34

以前にもお世話になりましたが,看護研究を進めるなかで,再び疑問が生じていますのでご指導いただきたく,書き込ませていただきました。
今, 行っている研究はステージ機き供き掘き検き垢箸い5つの集団に40問のアンケートを行います。40問のアンケート結果は「はい・いいえ」の2件法でそれ ぞれ2点と1点がつきます。これは回答によって4つのカテゴリーに分けられます(例えば設問1から10の回答はカテゴリーAなどという意味です)。
各ステージの人数は,ステージ気22名,ステージ兇24名,ステージ靴20名,ステージ犬16名,ステージ垢15名でした。
各ステージの平均経験年数をだそうとしたとき,ステージ掘Ν検Ν垢論亀分布していなかったので,中央値と四分位範囲でデータをだそうと考えています。
また,ステージによってカテゴリーの結果(点数)にどのような違いがあるのかを明らかにようという研究ですので,カテゴリーAのステージ機銑垢硫鹽に差があるかを検定します。
カテゴリーAの回答における各ステージの正規性の検定を行ったところ,ステージ犬正規分布していなかったので,多重比較としてクラスカル・ウォリス検定をし,その後,スティール・デュワース法を用いて検定を行いました。
前置きが長くなりすみません。
質 問ですが,1.各ステージの経験年数をSPSSを用いて中央値と四分位範囲をだしました。すると,記述統計量の計算では四分位範囲は「3」と出力されるの ですが,それを示すグラフでは箱ひげ図の箱は15.5から17.5の間にあります。これは四分位範囲が「2」なのではないのかと疑問に思いました。それと も四分位の範囲なので15から18の間という考え方で「3」なのでしょうか。
2.各ステージの年齢を表すときはステージ気鉢兇論亀分布だったの で平均年齢とSD,掘Ν検Ν垢論亀分布していないので中央値と四分位範囲となるのでしょうか。わたしは,どちらかに統一したほうがよいので全て中央値と 四分位範囲で表現するのがよいのかなと考えているのですが・・・
3.カテゴリーAの回答における各ステージの正規性の検定でステージ犬正規分布でなかったので,これはクラスカル・ウォリス検定・・・という考えでよいものでしょうか。
以上です。長々と申し訳ありません。外部講師に研究の助言ももらってはいるのですが,統計の部分は助言がいただけず,参考書やこのサイトを参考にさせていただきながら頭を悩ませています。
どなかたご助言をお願いいたします。

No.07433 Re: 四分位範囲について  【青木繁伸】 2008/08/19(Tue) 23:51

> 記述統計量の計算では四分位範囲は「3」と出力されるのですが,それを示すグラフでは箱ひげ図の箱は15.5から17.5の間にあります。これは四分位範 囲が「2」なのではないのかと疑問に思いました。それとも四分位の範囲なので15から18の間という考え方で「3」なのでしょうか。

離散変数の分位数(中央値,第1,第3四分位など)の定義は何通りもあります。統計量の計算と箱髭図の描画において,異なる定義が使われている可能性がありますね。

> わたしは,どちらかに統一したほうがよいので全て中央値と四分位範囲で表現するのがよいのかなと考えているのですが・・・

統一した方がよいでしょうね(平均値と中央値を併記するという逃げ方もありだと思いますけど)

> カテゴリーAの回答における各ステージの正規性の検定でステージ犬正規分布でなかったので,これはクラスカル・ウォリス検定・・・という考えでよいものでしょうか。

正 規分布かどうかは,標本データについて云々することではなく,母分布がどういう分布に従っているかというのが判断基準です。そんなに大きくない標本の分布 を云々するのは本来無理があるのです。標本サイズが小さければ正規分布の帰無仮説は採択されがちになるし,大きければほんのちょっとの分布のずれが帰無仮 説を棄却してしまうことになる。いずれの結果も不幸なこと。

今回のような場合は,適切な理由を付けて,クラスカル・ウォリス検定を採用す るのが宜しいのでは。パラメトリック検定の前提とされる条件を満たすかどうかということに煩わされなくてもよいことが大きな理由。確かに,条件を満たして いるときにはパラメトリック検定を採用する方が検出力も高いのですが,どれくらいの違いがあるかといえば検出効力はクラスカル・ウォリス検定は一元配置分 散分析のほぼ95%ですが,逆に言えばほんの5%くらいデータを多く取ればそのデメリットはカバーできる程度の違いなんです。ノンパラメトリックの検出力 は劣るんだという先入観が強すぎます。

No.07434 Re: 看護研究について  【こまっています】 2008/08/20(Wed) 00:01

わかりやすい回答をありがとうございます。
第1,第3四分位点の定義が何通りもあるとは知りませんでした。
また勉強してみようと思います。
このサイトは統計のことがとてもわかりやすく記載されていて,本当に助かっています。
今後も参考にさせていただき,時にお邪魔することもあると思いますが,よろしくお願いします。本当にありがとうございました。

No.07477 Re: 看護研究について  【こまっています】 2008/08/26(Tue) 22:38

その後考える中で疑問が生じたのでまた質問させていただいています。
初歩的な質問で申し訳ないのですが・・・
>今回のような場合は,適切な理由を付けてクラスカル・ウォリス検定を採用するのが宜しいのでは。パラメトリック検定の前提とされる条件を満たすかどうかということに煩わされなくてもよいことが大きな理由

という適当な理由とは・・・どのような理由があるものでしょうか。「群の対象者が少ないため」などでもよいものでしょうか。

現 在看護研究の指導をしてもらっている外部講師からは「正規分布していなくてもパラメトリックでいいのでは?看護研究でそこまで分析を複雑にしなくて も・・・。4(群)×5(カテゴリー)の検定でよいのでは」といわれていますが,私は4×5の検定の場合の5には「大変良い 良い 普通 良くない 悪 い」などが当てはまるのであって,この研究のような各カテゴリー代表値は,カテゴリーが違うので比較検定をするのは違うのではないのかな・・・と思うので すが・・・。
例えばステージ気離テゴリー1・2・3・4を検定にかけてもいいものなのか―という意味です。
いつも申し訳ありません。すこし混乱してしまいまして,ご教示いただきたく書き込ませていただきました。よろしくお願いします。

No.07478 Re: 看護研究について  【青木繁伸】 2008/08/26(Tue) 22:50

> 「群の対象者が少ないため」などでもよいものでしょうか。

それよりは,検定対象の得点が正規分布には従わないからということでしょうね。

> 指導をしてもらっている外部講師からは「正規分布していなくてもパラメトリックでいいのでは?看護研究でそこまで分析を複雑にしなくても・・・。4(群)×5(カテゴリー)の検定でよいのでは」といわれていますが

ま あ,その指導者の言われることは理不尽ですが,それに従っておけばよい点をもらえるのではないかと思いますが,「看護研究だから」と言われるのは,残念な ことですね。何の研究ならちゃんとやらなきゃいけないと言うんでしょうか(^_^;)看護研究というのを馬鹿にしているのでしょうかね。

> 4×5の検定の場合の5には「大変良い 良い 普通 良くない 悪い」などが当てはまるのであって,この研究のような各カテゴリー代表値は,カテゴリーが違うので比較検定をするのは違うのではないのかな

については,意味がとれないのですけど?

No.07481 Re: 看護研究について  【こまっています】 2008/08/26(Tue) 23:34

早速のご助言ありがとうございます。
>4×5の検定の場合の5には「大変良い 良い 普通 良くない 悪い」などが当てはまるのであって,この研究のような各カテゴリー代表値は,カテゴリーが違うので比較検定をするのは違うのではないのかな

については,意味がとれないのですけど?

―これは,今回の研究で使用する調査票は40の質問項目から成り立ち,4つのカテゴリーに分けられます(設問1〜10はカテゴリーAという感じです)。
ステージ気箸い集団のカテゴリーA・B・C・Dの回答をカテゴリーA・B・C・D間を多重比較しようとしても,カテゴリーAとBはその意味することが違うので多重比較できないですよね―という意味ですが・・・違いますか?

私も,看護研究ならそんなに複雑にしなくてもといわれると,残念な気持ちになりました。それを指導する側が看護系の人なだけに残念です。自分で学んだことを講師にも説明して自分で納得のできる形でペーパーにしようと思っています。

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