No.07337 発生数の検定  【優子】 2008/08/09(Sat) 22:24

尿失禁のある一人の患者に対する薬の効果を,1日の失禁の回数で判断したいと思います。内服前1週間と内服後1週間の一日の尿失禁の回数をカウントします。

内服前 1日目4回 2日目3回 3日目5回 4日目4回 5日目4回 6日5回 7日3回 
内服後 1日目3回 2日目2回 3日目1回 4日目2回 5日目1回 6日2回 7日1回

このデータで内服前後で有意差があるかどうかを調べる場合,マンホイットニーの検定を行うか,内服前の回数の平均を期待値として内服後のデータをカイ2乗検定するかどちらがより望ましいかご意見いただけませんか。

No.07345 Re: 発生数の検定  【花鳥風月】 2008/08/10(Sun) 19:20

マン・ホイットニーのU検定でも,X2乗検定でも,平均値を比較しているのでどっちでもいいと思います。しかしこ の検定どっちも微妙ですね…。このような比較がありかどうかは私も初学者なので解りませんが。すみません。うまいアドバイスが私には出来ないですがちょっ と変な感じもします。

No.07359 Re: 発生数の検定  【優子】 2008/08/11(Mon) 19:57

ありがとうございます。そうなんですか。

どう変なのか気になるのですが引き続きアドバイスもらえませんか?

No.07360 Re: 発生数の検定  【青木繁伸】 2008/08/11(Mon) 21:19

この人は,内服前が計23回,内服後が計10回ということですね。半分以下になったので,効果があったとするのが実際的でしょうか?実質的に効果があったかどうかを判定するには,現場の意見が重要ですからね。

さて,ここで問題になるのは,この人について有意に減少したかどうかと言うことなんでしょうか?ということです。

この薬が有効であることを示すには,もっとたくさんの人についてのデータが必要ではないかと言うことではないでしょうか?

そのようなデータを集めるにはどのような計画に基づいて,どれくらいの人数を調査すればよいかということが必要になるのではないでしょうか。

そういうところが,私にとっては「ちょっと変な感じ」でしょうかね?

No.07374 Re: 発生数の検定  【優子】 2008/08/13(Wed) 23:26

ありがとうございます。このデータだけだとこの患者さんに対する,投与の前後の平均値を比較しているに過ぎないということですよね。もう一度考えてみます。

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