No.06321 医学統計処理について  【SF】 2008/04/09(Wed) 17:19

はじめまして,医学統計処理について質問させてください。
今,胎児の心臓超音波検査の新しい手法について研究して います。それは3次元超音波という手法で,胎児心臓の立体構築を検討し,正常であることを診断しています。これまでは,2次元の超音波でしたので,立体構 造を検査を行う人間の頭の中で構築して,診断しておりました。このため検査を行う人間のスキルによって,大きく影響を受ける欠点があり,一般化しておりま せん。しかしながら心臓の奇形は約1%に発生するので,心臓奇形の出生前診断は重要と考えています。

私の研究では,胎児心臓の基準断面を 決めて,その断面の描出率を2次元と3次元超音波の間で検討してきました。結果,3次元超音波の方が,良いとの結果を得られています。ここまでは順調に来 たのですが,今度は他の先生に2次元と3次元のデータをお渡しして,私と同様の結果が得られるのか?
得られるとしたら,それの信頼性について検討 する必要があると思います。これは“検者間信頼性”や“検者間誤差”と呼ばれるものではないかと思っているのですが,私の持っている医学統計についての書 籍にはこのような記述がなく,どのようなアプローチが適切かご教授いただけませんでしょうか?よろしくお願いいたします。

No.06322 Re: 医学統計処理について  【raraki】 2008/04/09(Wed) 20:50

キーワード κ統計量 (カッパ統計量)で調べてみてはいかがでしょう?

No.06323 ご返信ありがとうござます  【SF】 2008/04/10(Thu) 00:43

ご返信ありがとうございます。
“κ統計量”というのは,初めて聞き及びます。早速調べてみます。ありがとうございます。

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