No.05755 Re: 従属変数と独立変数を交換した回帰分析に意味はあるのか 【青木繁伸】 2008/02/07(Thu) 19:08
どちらの変数の数値も前もって選ばれるものではないなら,予測する変数の方を従属変数にすることです
お尋ねのように,xが前もってある値に指定されて(決められて,選ばれて)そのときのyの値を測定してというような場合,つまり,検量線を描くような場合は,yからxを読むのは,逆関数を使いますね
No.05763 Re: 従属変数と独立変数を交換した回帰分析に意味はあるのか 【mn】 2008/02/08(Fri) 00:23
> どちらの変数の数値も前もって選ばれるものではないなら,予測する変数の方を従属変数にすることです
その様な理由で「No.03541 回帰直線」では変数の入れ替えという話になるのですね.理解できました.
> つまり,検量線を描くような場合は,yからxを読むのは,逆関数を使いますね
こ ちらのケースの場合,回帰直線の逆関数をつかってYからXを推定した場合の誤差はどのような分布に従うことになるのでしょうか.XからYへの回帰直線を引 いた場合,(XからYを推定した結果の)残差は平均0,分散sigma^2の正規分布にしたがうものと認識しております.しかし逆関数を利用してYからX を推定させた場合,Xの推定値の誤差の分布はどうなるのでしょうか.そもそもXに対してYがある幅(誤差)をもって観測されている以上,YからXを一意に 求めることはできないと考えているのですが(ただ,そもそも誤差を織り込んで回帰直線があるのだから逆関数にしてもYからXは一意に定まると考えるべきと いう思いもあります).これがNo.5754の(2)の疑問につながっています.
そもそも逆関数でYからXを推定した場合の誤差を考えること自体が誤りなのでしょうか(もともとは決められたXにおけるYを測定したデータから回帰直線を求めているため).
No.05774 Re: 従属変数と独立変数を交換した回帰分析に意味はあるのか 【mn】 2008/02/08(Fri) 14:01
改めて従属変数から独立変数の推定について調べましたところ,「回帰 逆推定」というキーワードで検索をおこなうと望む操作についての解説が得られました.
逆推定についての詳細は省きますが,検索すればいくつかみつかりますのでそちらを参考にすればよろしいかと思います.
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