No.05736 ダネット法  【とと】 2008/02/07(Thu) 03:11

植物の生長を促進するといわれる肥料A,肥料Bを与えて栽培した場合に5日,10日,20日,30日後の生長量に差が見られるかを検定したいと思います。

このとき,対照群を設定して,5日目では肥料A・B投与群と対照群の間に差が認められるのか?
ま た,10日めでは・・・,20日目では・・・,といったように,ある経過日数のときに対照群と肥料A,肥料B投与群との間で差があるのかを検定する場合, 経過日数5日のときの生長量をダネット法で対照群と比較し,続いて10日のとき,20日のとき,30日のときといった具合にダネット法を繰り返すのは誤り でしょうか?

各経過日数の中で検定を行っているので,危険率が上昇し評価が甘くなることもないと思うのですが。

No.05739 Re: ダネット法  【青木繁伸】 2008/02/07(Thu) 10:12

成長曲線に当てはめてパラメータの差を検定するという手もあると思いますが

No.05740 Re: ダネット法  【とと】 2008/02/07(Thu) 11:46

対応ありがとうございます。

成長曲線への当てはめも検討しましたが,この植物は個体差はありますが約5日の周期で葉の湿重量が増減しているようです。
そのため,成長曲線への当てはまりが非常に悪くp値が有意水準以下となりません。

ただグラフを見る限り,10日目と30日目で明瞭に対照群と肥料を与えた群とで大きな差が見られます。
この10日目と30日目で対照群と肥料を与えた群とで差があるかどうかを検討する検定方法はないでしょうか?

No.05741 Re: ダネット法  【青木繁伸】 2008/02/07(Thu) 12:00

> 約5日の周期で葉の湿重量が増減しているようです。
> そのため,成長曲線への当てはまりが非常に悪くp値が有意水準以下となりません。

> ただグラフを見る限り,10日目と30日目で明瞭に対照群と肥料を与えた群とで大きな差が見られます。

相反する所見というか条件というか,前者の存在がありながら後者の差を言いたいというのが妥当なのかどうか

No.05742 Re: ダネット法  【青木繁伸】 2008/02/07(Thu) 13:06

> 個体差はありますが約5日の周期で葉の湿重量が増減しているようで

「そのように見える」というレベルの話なんでしょうか?
それとも,「理論的(経験的)」にそうである,というレベルなんでしょうか?
後者なら,周期性も生長モデルに入れればよいかも。
とはいっても,周期性を問題にするならせめて毎日の測定値がないとだめですね。

No.05756 Re: ダネット法  【とと】 2008/02/07(Thu) 19:11

対応していただいてありがとうございます。

「そのように見える」というレベルの話です。明瞭な周期は見られません(もっと長期で細かいサンプリング間隔のデータから)。

ということは見た目では差があるけど,統計的には差がないといった解釈でよろしいのでしょうか?

もしよければダネット法が使用できるのか教えてください。

No.05757 Re: ダネット法  【青木繁伸】 2008/02/07(Thu) 19:30

ダネット法というのではなく,単にいくつかの時点で対照群と処理群を多重比較しているだけでしょう?ボン・フェローニでいいのでは?

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