No.05183 推定量の分散の計算について 【椎名】 2007/12/27(Thu) 13:34
毎回大変お世話になっています。
いま分散の計算について悩んでいます。
いま,未知パラメータθ(確率)を最尤法などで推定量(θハット)を求めた場合,推定量のよさを測るべくθハットの分散を求めることを考えます。
すなわちvar(θハット)を計算するわけですが,これはどのように計算するのでしょうか。
var(θハット)=E((θハット)^2)-(E(θハット))^2
となるのはわかりますが,E(θハット)などが求められません。たとえばE(x)なら(Σx*確率)ともとめることはできます。しかし今考えているのはxにあたる部分が確率なのです。
ちなみに今考えている問題は
確率p_ij=p(X=i,Y=j) i,j=0,1
p_00=p_10=p_01=θ, p_11=1-3θ,0<θ<1/3
とする。n_ij :X=i,Y=jがでてくる回数。
(n=n_00+n_01+n_10+n_11)
最尤法によって求められるθの推定量=(n-n_11)/(3n)
そのときの分散θ(1-3θ)/(3n)
となるらしいのですが分散が求められなくて悩んでいます
やはり,フィッシャー情報量の逆数を計算するしか手はないのでしょうか。
よろしくおねがいいたします。
No.05227 Re: 推定量の分散の計算について 【紙霜】 2007/12/31(Mon) 22:20
2項分布の母比率の推定の事?
pが3θになっただけで,サンプルサイズnの時に
平均 3θn 観測値は (n_00+n_01+n_10)
分散 3θn×(1−3θ)
平均の標準誤差は分散の平方根をnで割るだけ。
もっと正確には2項分布の累積から検出力を出すとか?
No.05228 Re: 推定量の分散の計算について 【紙霜】 2007/12/31(Mon) 22:23
>平均 3θn 観測値は (n_00+n_01+n_10)
>分散 3θn×(1−3θ)
は
和 3θn 観測値は (n_00+n_01+n_10)
和の分散 3θn×(1−3θ)
の間違いです。
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