No.05049 Re: unpaired-t testとmann-whitney U test 【青木繁伸】 2007/12/13(Thu) 00:00
対応のない2群の平均値の差の検定(いわゆるunpaired-t検定)の適用条件を調べてみてください
「正規分布していればt検定」というのも正確じゃないですよ。
母分布が正規分布で,二群が等分散の場合というのが最低限度の条件です。
> nが4以上でないとmann whitneyは使えないなど細かい点
そういう細かいことが必要ですよね。
「nが4以上でないと使えない」というのも正確じゃない。
n1=n2=2 でも検定はできる(どちらかが1例しかないならまあ,そんなのは検定しようという黄も起きないだろうが)
n1=n2=3 でも,片側検定なら一番極端な場合には5%有意にはなりうる。
別のスレッドに引用されていたページ
http://www.snap-tck.com/room04/c01/stat/stat0202.html
なんか読むと,すごいことが書いてある(^_^;)
先行研究・投稿論文誌の先例によれば無難でしょう。
> unpaired with welch's correlationというのもよくわかりません。
ウェルチの方法ね。等分散を仮定しない2群の平均値の差の検定。ちょっとましな統計の教科書には必ず書かれている(書かれていない本はましな教科書じゃないともいえる)
prism って,使ったことないのですが,英語のソフトなんでしょうか。
英語で勝負するなら良いですが,対応する訳語が分からないと,日本語の教科書も調べられませんね。英語の統計学の教科書を見るとか。
# 余計なことですが,Mann も Whitney も Welch も人名なので,頭文字は大文字で
No.05052 Re: unpaired-t testとmann-whitney U test 【統計初心者】 2007/12/13(Thu) 10:05
早速の御返事ありがとうございます。
そうですね,ほんと基本がわかってないです,私。
投稿を考えている英文雑誌も統計処理についての記述が簡単ですし,論文中の統計処理はt検定で行った,とかMann-Whitney Uで行ったとしか書いていなかったりして)著者任せ?のような印象です。
prismは英語のグラフ作成兼統計処理可能なソフトです。論文投稿用のグラフが綺麗にかけるのでexcelから乗り換えたついでに統計もこれで始めました。
紹介いただいたホームページを参考に勉強します。
また質問させていただくかも知れませんが懲りずによろしく御願いいたします。
● 「統計学関連なんでもあり」の過去ログ--- 041 の目次へジャンプ
● 「統計学関連なんでもあり」の目次へジャンプ
● 直前のページへ戻る