No.04830 電力量と売上の関係  【つかさ】 2007/11/27(Tue) 16:20

製造業の環境関係を担当しており,電力と売上の関係について調査しています。

x軸:売上,y軸:電力量をとり散布図を描き,相関関係があるか調査しています。
相関があれば,電力使用量の予測を行うことができ,『ある売上の時の,適正な電力使用量を求めることが可能』になるからです。

エクセルで散布図を描き,近似直線を引いているのですが,R2(Rの二乗)が0.1〜0.6となりました。R2は「1に近いほど相関がある」と認識しているのですが,例えばR2が0.5の場合の相関はあるのか無いのか悩んでおります。教えていただけませんか?

普通,化学分析ですとR2は0.99以上が当たり前の世界だったのですが,電力量・売上では,変動要因があるので,0.99まではなくても相関があるのではと考えてます。

また無理に相関直線を引こうということ自体が間違いなのかも知れない,とも考えております。変動要因が大きい数値を分析する上で最良な統計的処理の方法はございませんでしょうか?

No.04831 Re: 電力量と売上の関係  【青木繁伸】 2007/11/27(Tue) 16:49

R2 の意味は,独立変数が従属変数を説明する割合です
この割合がどれくらいだと十分かは,分野により,あるいは扱っている変数によりことなるものであり,一概にいくつ以上なければならないというものではありません
しかし,その意味の通り,独立変数が十分と思われるだけ従属変数を説明できないのではどうしようもないでしょう。

直線で表せない場合には曲線回帰も考えられますが,見た目で曲線関係があるだけではなく,理論的にもその曲線が妥当であるという根拠があることが望ましいでしょう。

いずれにせよ,従属変数の変動要因が大きいデータをすっきりと説明できるモデルは少ないかも知れません。

なお,独立変数を複数個考える重回帰分析の可能性を考慮されるとよいかも知れません。
重回帰分析もExcelでできますよ。

No.04838 Re: 電力量と売上の関係  【つかさ】 2007/11/28(Wed) 09:09

ありがとうございます。勉強してやってみます

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