No.04788 対応のある検定 【kusatsu】 2007/11/23(Fri) 07:16
みなさまはじめまして。統計初心者の院生kusatsuと言います。対応のある検定についてお伺いしたく,掲示板に書き込みをさせて頂きました。
あ
るセミナーの効果を調べる調査を行いました(ある研究に基づいて,そのセミナーに参加すればワーク・モチベーションが高まるという仮説を立てました)。
30項目から成る質問紙法によって22人のワーク・モチベーションをセミナー参加前と参加後に測定し,それが高まったかどうかを調べるために,(サンプル
が20しかなかったのでノンパラメトリック検定の)対応のあるウイルコクソンの符号付き検定を行いました。結果,有意確率5%未満で統計的有意でワーク・
モチベーションがそのセミナー参加後,参加前に比べて高まったという結果が得られました。しかしながら,サンプルが20しかありません。お伺いしたいの
は,サンプル22でこれを論文報告するというのはよいのかどうかということです。ご回答のほど,何卒よろしくお願いいたします。
No.04789 Re: 対応のある検定 【青木繁伸】 2007/11/23(Fri) 10:25
サンプルサイズがどんなに小さくても,統計学的に有意であるという結果にはいささかの傷もつきません。
教科書を開き,検定理論について書いてある箇所を読み返すと良いでしょう。
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