No.04618 回帰分析についての検討 【波音】 2007/11/04(Sun) 22:09
回帰分析を用いた論文はたくさんありますが,そのなかでも変数選択(モデルの検証)やいわゆる回帰診断(残差プロットやQQプロットなどで表される)についてはあまり詳しく記載されていないなぁ,と思うのです。
これというのは,「そういうことはしっかりと検証済みだから気にしなくていいよ」という暗黙の了解なのでしょうか?それとも(平均値の区間推定とかパワーアナリシスのように)今まではあまり重視されてこなかったからなのでしょうか?
特
に心理学の領域の論文においては「従属変数を***,独立変数を***として重回帰分析を行った。決定係数は***であった。したがって,〜であるといえ
る。」という単調なものを見かけます。しかし,「なぜこの変数を導入したのか」「このモデルは適当なのか」「この分析は十分な診断がされているのか」など
と,ついつい揚げ足を取るようなことを考えてしまいます(^_^;)
それとも単に(意外に)紙面の問題で書き加えないだけだったりするのでしょうか。。。
No.04619 Re: 回帰分析についての検討 【青木繁伸】 2007/11/04(Sun) 22:13
案外,思考過程というのは記述されないのかも知れない。
冗長であることもあるかも知れないし,そんな風に考えていたのかといわれることに恥ずかしいと思うこともあるのかも知れない。
No.04627 Re: 回帰分析についての検討 【波音】 2007/11/06(Tue) 00:52
回答ありがとうございます。
たしかに冗長であるかもといわれると,このようなことをわざわざ書く
のは無駄というか回りくどいような気もしてきます。一般的に見る側の人間がとりわけ統計学的な見方を好むようならもとかく,そうでない場合はややこしいだ
けで本来の結果が分かりにくくなってしまうかもしれませんね。
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