No.04584 要因別のバラツキから、全体のバラツキを求める方法  【八幡陽一郎】 2007/10/26(Fri) 10:20

八幡と申します。
済みませんがお教え願います。
正規分布と仮定されるある事象のバラツキ(標準偏差)を,それぞれが独立である要因毎に分析し,その要因毎に得られた標準偏差から,全体の標準偏差を求める方法です。
例えば,その事象に影響する要因をA,B,Cの3つに分類できたとして,それぞれの要因による標準偏差σA,σB,σCが求められたとします。
その場合,その事象の標準偏差σは,どうやって求めるのでしょうか。
単純和:σ=σA+σB+σC,あるいは,2乗平均:σ=SQRT(σA^2+σB^2+σC^2)のどちらかになるのでしょうか。

No.04585 Re: 要因別のバラツキから,全体のバラツキを求める方法  【青木繁伸】 2007/10/26(Fri) 22:02

URL 欄にいれたものは,無効な内容です。消去しておいてください
さもないと,投稿のたびにそれが入ってしまうでしょう

さて本題ですが,
要素A,B,Cがそれぞれ,特定の平均値,標準偏差を持つ正規分布からなりたつとき,その3つの合計がどのような分布に従うかと言うことでしょうか?それぞれ重みは等しいのでしょうか?
Rでシミュレーションしてみるというのも解を見出す第一歩かと
> sim <- function(mean1, sd1, mean2, sd2, mean3, sd3, n=100000)
+ {
+ x <- rnorm(n, mean1, sd1)+rnorm(n, mean2, sd2)+rnorm(n, mean3, sd3)
+ return(c(mean=mean(x), sd=sd(x), exp1=sd1+sd2+sd3, exp2=sqrt(sd1^2+sd2^2+sd3^2)))
+ }
> sim(10, 2, 15, 3, 18, 4)
mean sd exp1 exp2
43.016347 5.398224 9.000000 5.385165
> sim(100, 20, 130, 25, 190, 45)
mean sd exp1 exp2
419.61918 55.14725 90.00000 55.22681
> sim(runif(1), runif(1), runif(1), runif(1), runif(1), runif(1))
mean sd exp1 exp2
2.3228831 0.7849920 1.1962812 0.7865335
> sim(runif(1), runif(1), runif(1), runif(1), runif(1), runif(1))
mean sd exp1 exp2
2.187664 1.249374 2.109988 1.250952
ということで,
σ=SQRT(σA^2+σB^2+σC^2)
の方なのかな?

でも,それぞれの要素が重み1で足しあわされるなんて仮定できるんだろうか?

No.04587 Re: 要因別のバラツキから,全体のバラツキを求める方法  【八幡】 2007/10/27(Sat) 11:21

ありがとうございました。

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