多い区画の求愛雄数 少ない区画の求愛雄数 雌の選択雌の選択結果が,多:少 = 13:3 でしたので二項検定を用いて,雌は求愛雄が多い区画を好む,と結論しました。
3 1 多い区画
4 2 少ない区画
6 2 多い区画
4 1 多い区画
5 2 多い区画
: : :
No.04551 Re: このような場合の検定法は? 【青木繁伸】 2007/10/20(Sat) 00:42
データを簡約化しすぎているとは思いますが,最適な検定法がなんなのか,よく分かりません。
個々のデータについて重回帰分析とかMANOVAとかGLM(?)をやればよいのではないかと思います。が,よく分かりません(ほかの方,フォローよろしく,お願いします)
No.04552 Re: このような場合の検定法は? 【ひの】 2007/10/20(Sat) 10:05
統計以前の論理の問題として気になる点が幾つかあります。
「区画数の求愛オスの数が多い」というのと「オスが集団で求愛している」とは同じ意味であるとは思えません。「集団」というのは単に密度が高いと言うのとは異なる意味を持つはずです。
メ スが選んだのは区画でしょうか?単にそこにいる求愛オスの中からランダムに1オスを選んでいると考えても,結果として求愛オスの多いほうの区画に行く確率 が高くなることは説明できます。ですからオス1個体当たりどうかを考える必要が出てくるわけですが,そのためには同じ実験区画の組でのメスの訪問回数を増 やす必要があるでしょう。お示しになった例を見る限り各1回しか訪問させていないようですのでこれでは足りません。
また,できれば区画を選んだかどうかではなくてどのオスと交尾したかまでデータが取れればなおよいですね。
No.04561 Re: このような場合の検定法は? 【水無月】 2007/10/22(Mon) 20:57
青木先生,ひの様,ご回答ありがとうございました。
> メスが選んだのは区画でしょうか?
雌が選んだのは区画なので,1個体あたりについてどうかを示さなければと思いました。が,やはりこのデータでは不十分なのですね。
ちなみに同じ実験区画の組でメスの訪問回数を増やした場合,どのような検定法が使えるのでしょうか?
実験デザインも含め,再考してみたいと思います。
ありがとうございました。
「集団」という言葉の使い方,適切ではありませんでした。すみません。
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