No.04541 因子分析の固有値について  【大学院生S】 2007/10/18(Thu) 21:10

大学院生で,尺度開発をしています。
尺度の因子分析をしているのですが,固有値取り方で迷っています。
一般的に固有値は1以上であることが本等には書かれています。しかしスクリー基準を採用し,固有値1以下の因子を採用(実際には0.8のものまで採用したい)することで,各因子の説明力が高まるので,そのようにしたいのですが,これは妥当でしょうか?

ちなみに12項目で,3因子となり,固有値は順に6.2,1.2,0.8 であり,累積寄与率は順に48,55,58なのですが・・。

いろいろ文献を当たっているのですが,分かりませんので,教えて下さいますようお願いします。

No.04542 Re: 因子分析の固有値について  【青木繁伸】 2007/10/18(Thu) 21:19

> スクリー基準を採用し,固有値1以下の因子を採用(実際には0.8のものまで採用したい)することで,各因子の説明力が高まるので,そのようにしたいのですが

「説明力が高まる」とはどういうことでしょう。
「説明力」とはなんでしょう。

スクリー基準(という言葉の是非はともかくとして)よりは,固有値が1以上ということや,変数の個数から決められる因子数の上限や,モデルの適合度などで決めるべきだと思います。
第3 因子は3%の寄与率しかないのですか?第一因子が48%ということならその1/16しかないのですよ。第二因子でも7%ですからね。スクリープロットから いうと,主要な因子は1つとすべきではないでしょうか?第二因子の固有値が1.2というのは,基準の1と比べて十分に大きいとはいえない値でしょう。

第一因子の固有値が6.2で12項目なら,第一因子の寄与率は51.7%では?

> 固有値は順に6.2,1.2,0.8 であり,累積寄与率は順に48,55,58

累積寄与率から逆算したら寄与率は,48, 7, 3, になるんだから,全部,ヘン

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