No.04458 検査精度の解釈について  【KF】 2007/10/02(Tue) 15:45

お教えください。
ある検査の所見陽性の場合の診断精度を調査した際,Group A, B間で以下の結果が出たとき,以下の仮説は正しいでしょうか?
具体的に言うと標本数に対して,陽性結果(TP)が少なすぎる(全体Nの5%程度〜10%未満)場合,どのように解釈すべきでしょうか?

Group A: TP=2, TN=20, FP=40, FN=0
Group B: TP=4, TN=40, FP=10, FN=0
(上記 TP= true positive, TN= true negative, FP= false positive, FN= false negative)
こ のとき,Group Aでのsensitivity= 100%, specificity= 33%; Group Bでのsensitivity= 100%, specificity= 80%と計算上はなります。Group Aの検査のときは所見の特異性はないかもしれないが,Group Bにおける特異度は高いので,Group Bでこの検査を行い,所見が陽性の場合はその診断の可能性が高いという仮説は成り立つでしょうか?

No.04459 Re: 検査精度の解釈について  【KF】 2007/10/02(Tue) 16:00

先ほどの投稿ですが,
Group Aのaccuracy=35%; PPV=5%; NPV=100%, Group Bのaccuracy=81%; PPV=29%; NPV=100%です。PPVがかなり低いので,この所見が陽性だから診断価値があるというのはGroup Bに限ってもいいすぎという解釈でもよいでしょうか?

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