No.04436 Re: subgroup間でpoolした時系列(?)データの交互作用を検出するには? 【青木繁伸】 2007/09/28(Fri) 16:31
> 標本内で客観的基準によらないサブグループ(性別,年齢などによらない)があって,有意差が思うように出ません
釈迦に説法のようですが,標本の設定に問題がある(不適切な実験計画)だけではないでしょうか
有意差は出すものではないというつっこみはおいといて
No.04442 Re: subgroup間でpoolした時系列(?)データの交互作用を検出するには? 【林】 2007/09/30(Sun) 17:55
青木先生,返信有難うございます。
捨てがたいデータなのでもう少し考えてみました。良い解決策が見つかったと思いきや,その欠点も見えてきて再び悩んでいます。
前 述の時系列データをtwo-factor ANOVAで解析した場合,処理群間の差についてと時間経過の効果とそれら二つの交互作用の3つについて検定が行われます。これらのうち処理群間の差と交 互作用の2つを別の方法で解析できるのではないかと考えたわけです。t検定を使うのですが,処理群間の差についてはデータを平均してそのまま検定にかけま す。交互作用(正確には違いますが,言いたいことは近い)のほうは5つの観測点とそこでのデータから,観測点の重心を求めて,それをt検定にかけるので す。実際にこの方法ではn=5の二つのサブグループをまとめて検定した場合に独立に検定した場合よりもp値がかなり小さくなりました。知りたいことは,例 えば2種類の薬を独立に使用したとして「処理群間で血圧に差があるか」と「血圧が下がり始める時間に差があるか」です。ここまででこの方法に問題があれば 指摘していただけないでしょうか?
悩んでいるというのはこの先の話で,ANOVAの場合は上記3つを一度に解析しているのでp値を信じていいと 思うのですが,この方法では2つのt検定をしているのでボンフェローニの方法にならってp値を可能な比較の数(ここでは2)で割らなければならないかどう かということです。どうすればいいのでしょうか?
よろしくお願いします。
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