No.04335 計測頻度の検討方法  【はるか】 2007/09/11(Tue) 11:07

排水の濃度を2時間間隔で継続的に計測しています(4380データ/年)。過去数年間のデータを利用して,計測間隔と年平均値の関係を検討し,計測間隔を2時間からできるだけ長くできないか考えています。
1.各年毎の4380データのヒストグラムを作成し,この分布をベースとする。
2.計測間隔を4・8・12・・・時間として,データ抽出を行い,ヒストグラムを作成する。
3.適合度の検定により分布の差の有無を確認する。
4.平均値±SEの比較,平均値の差の検定をする。
ということを素人ながら考えました。
このような場合,どのような手法が一般的なのでしょうか?また,検定を繰り返すことになるので,多重性の問題もあるのかと思います。
統計について相談できる関係者がいないためご意見を聞かせていただけると助かります。
宜しくお願い致します。

No.04340 Re: 計測頻度の検討方法  【青木繁伸】 2007/09/11(Tue) 18:36

平均値や標準偏差や分布の形が同じだということで十分なのでしょうか?

モニタリングがどういう目的で行われているのかにもよるんでしょうが,間引くというのはあまりよい方略ではないように思われます。
たとえば異常値が出てから異常が検出されなくなるまでの時間がどれくらいかによって,時間間隔をあけてしまうと,異常が検出されにくくなってしまいますよね。

No.04341 Re: 計測頻度の検討方法  【はるか】 2007/09/11(Tue) 19:59

青木様

ご連絡ありがとうございます。

計測は,河川に年間どれ位の量(計測物質)を排出しているか把握するという目的で実施しています。異常値については場内水路で別に計測していますので検出可能です。
年間の排出量のために4380データ/年は多すぎると思い,その根拠を示せないかと考えた次第です。

平均値・標準偏差・分布型の検討のほか,どのような検討が必要になるのでしょうか?

宜しくお願い致します。

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