No.04315 打ち切りがある場合の相対リスク 【エヌ氏】 2007/09/05(Wed) 11:40
お世話になっております。また質問させていただきます。
ある文献で,癌の再発を10年以上にわたり追跡調査し,2つの治療法で相対リスクを求めていいるのですが,どのようにして求めたものかわかりません。途中で打ち切りがあるので計算方法が違うのだと思うのですが,すべての死亡時間がないと計算できないのでしょうか?
元データ:経過年数:0, 2, 4, 6, 8, 10, 12
生残数(再発数)
治療法A:117,109(7),105(7),94(11),88(11),64(13),24(13)
治療法B: 47,34(12),29(16),26(17),19(18),11(18)
【↑The
number of patients at risk and the number of distant recurrences (in
parentheses) are provided below each part of the figure.】
文献での計算結果:relative risk, 0.26; 95% CI, 0.13 to 0.53
10年生存率(Kaplan-Meiyer)はA88.1%, B60.5%, 絶対リスク減少27.6%
通常のリスク比は以下の通りだと思うのですが,
治療法Aで,117例中,再発あり13(=a),なし104(=b)
治療法Bで,47例中,再発あり18(=c),なし29(=d)
を入れた場合はRR=0.2901; 95%CI, 0.1548 - 0.5436
になりちょっと合いません。 結果因子(+) 結果因子(‐)
危険因子(+) a b
危険因子(‐) c d
Risk Ratio = [a/(a + b)]/[c/(c + d)]
http://www.naramed-u.ac.jp/~lab-h/tools/javascript/odds.html
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