No.04255 多重比較について  【hana】 2007/08/27(Mon) 05:52

多重比較について,行き詰っております。
ご助言いただければ,幸いです。

ある高分子材料に化合物A,Bを含む薬剤を用いて処理しました。これを淡水または海水に浸漬した場合に,「処理した高分子材料から溶出するA,Bの量に差があるのか」,また「A,B溶出量に差があるのか」ということを確認する実験を行いました。
高 分子材料は3つを一組としてマッチングし,一つは淡水に,もう一つは海水に,残りの一つは浸漬を行わないものとしました。溶出したA,Bの量は,浸漬後回 収した高分子材料に残存する量と,浸漬を行わなかった高分子材料に残存する量とをマッチングサンプル缶で比較することで行いました。
3つを一組としたマッチングを6セット用意して実験を行っております。
この実験結果について,上記の点について差があるのかどうかについて,確認し,
「淡水中ではAの方がBよりも溶出しやすいこと」
「海水中ではAもBも淡水中よりも溶出しやすいこと」
「海水中でもAの方がBよりも溶出しやすいこと」
を確認したいと考えております。
                  溶出量
        A(淡水中) B(淡水中) A(海水中) B(海水中)
マッチング1


マッチング6

という形で,マッチングされたものを対応のあるものと考え,対応のあるTukey-Kramer法で解析することは誤った手法でしょうか。
このような解析に,最も適した手法はどのようなものになるでしょうか。

ご助言をお願いします。

No.04265 Re: 多重比較について  【ライト】 2007/08/28(Tue) 16:58

「対応のあるTukey-Kramer法」ってのを僕は知りません。
普通の「Tukey-Kramer法」と何が違うのでしょうか?

No.04277 Re: 多重比較について  【太郎】 2007/08/29(Wed) 08:37

 AとB,海水と淡水の2因子の要因実験(くり返しが乱塊法)になるのではないですか。
要因効果と交互作用を検討して,さらに各処理間の比較を行いたい場合には,シェフェの方法で多重比較を行えばいいと思うのですが。

No.04289 Re: 多重比較について  【hana】 2007/08/30(Thu) 07:06

ありがとうございます,ご助言参考にさせていただきます。

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