No.04019 無相関について  【滋賀県民】 2007/07/28(Sat) 23:00

簡単な質問ですが何卒よろしくお願いいたします。ある変数AとBの相関係数を算出いたしました。その相関係数は,r=.098(n=197,p<.170)でした。この結果は,「変数Aと変数Bは無相関に近い」と表現してもよろしいのでしょうか?

No.04020 Re: 無相関について  【青木繁伸】 2007/07/29(Sun) 08:59

相関係数の二乗は決定係数になります。決定係数は0から1の範囲の値をとり,片方の変数がもう一方の変数のどれほどを説明しているかを表すものです。今回ですとr^2=0.009604ということで,1%弱しか説明していないことを意味します。
なお,以下のような判定基準もあるようです。
相関係数の絶対値 	解釈
0.0〜0.2 ほとんど相関関係がない
0.2〜0.4 やや相関関係がある
0.4〜0.7 かなり相関関係がある
0.7〜1.0 強い相関関係がある

No.04025 Re: 無相関について  【滋賀県民】 2007/07/29(Sun) 22:51

お忙しいなか,誠にありがとうございました。r=0.098でしたので,微妙に相関関係があると指摘されるとどう しようかと不安でした。「ほとんど相関関係がない」という表現を使おうと思います。たしかに決定係数(R2)で考えると,とても分かりやすいですね。そこ まで頭が回りませんでした。本当にありがとうございました。

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