No.03935 Re: 単変量と多変量解析 【青木繁伸】 2007/07/17(Tue) 22:55
> 単変量解析しましたが有意差はなく,この7項目を多変量解析すると2項目で有意差を認めました
単変量解析,多変量解析と,あっさり書かれておりますが,具体的にはどのような手法でどのように分析されたのでしょうかねえ。
単変量解析の結果をいくら積み上げても,多変量解析の結果にはならないので,
> 単変量で有意差がなく,多変量で有意差が出ることはあり,問題ないと言われた
のも不思議ではないのですが。
要するに,あなたが何をどのようにやったかなにも分からない状態では,何のコメントもできないと言うことです。
No.03939 Re: 単変量と多変量解析 【さくらももこ】 2007/07/18(Wed) 11:08
まったくの初心者のためわかりづらい質問で申しわけございませんでした。SPSSで単変量解析はKaplan- Meier法で予後因子となりうる7つの項目について陽性か陰性かをログランク法で比較しましたが,7つすべて有意差は出ませんでした。この7つの項目を Cox回帰分析(強制投入法)いたしますと7つのうち2項目で有意差を認めました。
No.03945 Re: 単変量と多変量解析 【にゃんちゅう】 2007/07/18(Wed) 18:22
>この7つの項目をCox回帰分析(強制投入法)いたしますと7つのうち2項目で有意差を認めました。
有意差ではなく,係数が有意だったのではありませんか?
No.03946 Re: 単変量と多変量解析 【青木繁伸】 2007/07/18(Wed) 22:42
> 有意差ではなく,係数が有意だったのではありませんか?
検定(結果)を記述されるときに,「有意差があった・なかった」と一律に記述されることが多いですね。
ユーザが行う検定が,「平均値に有意な差があったかなかったか」についてのものが多いとは思うものの,他の検定結果が「有意差があった・なかった」という記述にそぐわないものであるのは明らかなことと思います。
相関係数の検定について言えば「母相関係数が0である,0ではない」とか「偏相関係数は0である,0ではない」など,適切な表現はあるわけで,「有意差があった・なかった」は不適切きわまりない。。。ということで。。
おしまい。なんだかなあ。
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