No.03714 Re: 2X3・2X4の検定 【青木繁伸】 2007/06/20(Wed) 23:06
> サンプル数 0〜5
というのは,各セル当たりの観察数ということでしょうね?
> 2×3,2×4の検定では,2×2クロス検定用のFisher' exact testは利用できない」というコメント
訳の分からないコメントだと思います
査読者は,2×2より大きい分割表に対する Fisher's exact test なんて,存在しないと思っているのかな?
> m×n 検定の Kruskal wallis test や 2×m 検定のノンパラメトリック検定のマン・ホイットニーのU検定
は,カテゴリー(や群)に順序があるかどうかの問題で,より適切な正確確率検定の選択についてなのですから,本質的な問題ではないでしょう。
k×m 分割表で,m カテゴリーの方に順序がついているならば,マン・ホイットニーの U 検定とかクラスカル・ウォリス検定ということになるだけです。
ここしばらく,この掲示板に,訳の分からない査読委員の意見が報告されていますねぇ。
どうなっているんでしょうか。
No.03715 早速のお返事有難うございます 【統計は全く初心者】 2007/06/21(Thu) 00:08
指導教官の先生方も,統計に関しては詳しくないと言われてしまい,ほとほと困り果て
ていたところでした。
サンプル数 0〜5というのは,各セル当たりの観察数のことです。
A群・B群という2群があり,例えばですが
K L M N
A群:4・3・1・3
B群:5・1・2・0
D E F
A群:2・1・7
B群:5・3・1
というものでした。先生のホームページの統計機能を活用させていただき(とても感謝
しております。),かつSPSSで分析はしています。
WEB計算においては,マン・ホイットニーの U 検定やクラスカル・ウォリス検定のPは同等で,Fisher's exact testのP値はそれらに比べ小さく値が出るという事が分かりました。
査読者に先生のコメントを見せたい心情ではありますが,回答としてはクラスカル・ウォリス検定(またはマン・ホイットニーの U 検定)で行なったとすればいいのでしょうか?
統計学は奥が深いです。
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