No.03348 歪度についての検定  【初心者】 2007/05/11(Fri) 12:45

歪度についての検定の方法について,教えてください。

No.03349 Re: 歪度についての検定  【初心者】 2007/05/11(Fri) 13:43

nは2000くらいある標本です。

No.03350 Re: 歪度についての検定  【青木繁伸】 2007/05/11(Fri) 14:20

D'Agostino normality test
というキーワードでググってみたらいかがでしょうか

No.03368 Re: 歪度についての検定  【初心者】 2007/05/14(Mon) 09:21

γ1=Σ(Xi-μ)3/(Nσ3) が統計量ですね。検定式を教えていただければ,ありがたいのですが。
I氏の本で,
(統計量-1.96*標準誤差)と(統計量+1.96*標準誤差)の中に0が含まれていれば,
仮説H0:歪度=0を棄却できないと,ありました。
この場合の検定等軽量と標準誤差で,その式を教えていただければ,幸いです。

No.03369 Re: 歪度についての検定  【青木繁伸】 2007/05/14(Mon) 10:59

> I氏の本で,

仮名にする必要性は全くないと思います
その本に書いていないのですか?

以下にもありますが
ftp://ftp.spss.com/pub/spss/statistics/spss/algorithms/examine.pdf

No.03375 Re: 歪度についての検定  【初心者】 2007/05/15(Tue) 09:12

大変ありがたい情報,ありがとうございます。やや難しい内容かなとも思いますが,,
私が検討している内容はA分布,B分布,C分布と歪度がそれぞれ,-0.85,-0.65,-0.37
と なっていて,徐々に,歪度が正規分布に近づいている,ということを示したかったので,正規分布の適合度のX2検定をまず行い,歪度は数値だけでも良いので は,と現在思っておりまして,検討しようと思っております。なにしろ,違う仕事の合間の作業で,早くは,できない状況です。ご返事が遅れますことを,お詫 びします。
I氏は鶴見大学の石村貞夫先生のことで,「入門はじめての統計解析」の中に,上述の文があります。標準誤差の式はありません。SPSS による歪度と尖度で,計算する表だけが示されています。SPSSは,高価で使える状態にはありません。Rも理解し,使いこなすまでには,時間がかかるよう に思います。BASIC言語などが公開されていれば,統計学の専門家以外の私などにも,利用しやすいのですが,,

No.03376 Re: 歪度についての検定  【青木繁伸】 2007/05/15(Tue) 10:26

> Rも理解し,使いこなすまでには,時間がかかるように思います

少なくとも,BASICで書かれたプログラムよりは扱いやすいと思います。
R の fBasics パッケージにある,dagoTest 関数など。
以下のように簡単ですよ。尖度と歪度の検定の両方を行ってくれ,3行で済みます。
> library(fBasics)
> x <- c(1,2,3,1,1,2,3,4,3,2,3,4,2,3,4,4,4,5,4,3,2,3,3,4,3,3,3,2,3,4,3,3,2,2,1)
> dagoTest(x)

Title:
D'Agostino Normality Test

Test Results:
STATISTIC:
Chi2 | Omnibus: 0.447
Z3 | Skewness: -0.4629
Z4 | Kurtosis: -0.4824
P VALUE:
Omnibus Test: 0.7997
Skewness Test: 0.6434
Kurtosis Test: 0.6295

Description:
Tue May 15 10:25:55 2007

No.03385 Re: 歪度についての検定  【初心者】 2007/05/16(Wed) 14:49

Rにて計算できました。ほとんど歪度は
  STATISTIC:
Chi2 | Omnibus: 190.2639
Z3 | Skewness: -11.5165
Z4 | Kurtosis: 7.5917
P VALUE:
Omnibus Test: < 2.2e-16
Skewness Test: < 2.2e-16
Kurtosis Test: 3.153e-14
のような結果でした。これは,正規分布表を見るわけですね。
ftp://ftp.spss.com/pub/spss/statistics/spss/algorithms/examine.pdf
では,Kolmogorov-Smirnovは載っていますが,,歪度の検定式は何ページでしょうか?


先生のご指摘の,計算式が載っているWEBの

No.03389 Re: 歪度についての検定  【青木繁伸】 2007/05/16(Wed) 16:30

> のような結果でした。これは,正規分布表を見るわけですね。

なんで正規分布表を見る必要があるんでしょうか?
Chi2 はカイ二乗統計量だし,Z3, Z4 は標準得点で,それに対応する P 値は,カイ二乗表や正規分布表を見るまでもなく P VALUE のところに書いてある数値ですよ。

< 2.2e-16 のような記述法がわからないということでしょうか?

これは,2.2 「×10の」-16 乗を意味しているのですが。。。。

No.03397 Re: 歪度についての検定  【初心者】 2007/05/17(Thu) 10:11

>なんで正規分布表を見る必要があるんでしょうか?
Chi2 はカイ二乗統計量だし,Z3, Z4 は標準得点で,それに対応する P 値は,カイ二乗表や正規分布表を見るまでもなく P VALUE のところに書いてある数値ですよ。

わかりました。
ftp://ftp.spss.com/pub/spss/statistics/spss/algorithms/examine.pdf
では,Kolmogorov-Smirnovは載っていますが,,歪度の検定式は何ページでしょうか?
の点はどうでしょうか?
以下は,お礼です。
「はじめてRが利用できて,大変うれしいです。」

No.03399 Re: 歪度についての検定  【青木繁伸】 2007/05/17(Thu) 10:57

> 歪度の検定式は何ページでしょうか

Z = 歪度 / 歪度の標準誤差

でいいでしょう。
R の dagoTest では,歪度の計算式が若干違うがほとんど同じ結果を与える

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