No.03199 スクリーニング方法としての基準  【ひでき】 2007/04/12(Thu) 15:32

初めて質問させていただきます。
統計の超初心者で,有意差検定ぐらいしか,統計のことは知りません。

ある生物学的な部位の機能を良くする性質のある可能性の高い物質を,たくさんの物質の中から簡単に粗く選別する方法(スクリーニング方法)を作りたいと考えています。
選ばれた物質の中に効果がないもの(擬陽性)が,多少含まれるのは良しとします。
効果がある物質が選ばれないの(偽陰性)は,できるだけ避けたいと考えています。
スクリーニング方法のとしては,いくつかの方法を考えていますが,まずはAという方法を試そうと考えています(同時には試せませんので)。
この方法は,測定したい物質を用いてある反応を起こさせ,反応後ある測定値の変化(陽性物質では増加,陰性物質では変化なし)を測定し,部位の機能が良くなるかどうかを判断できる可能性があります。
このAという方法が使えると判断した場合,この方法を用いて1〜3回程度の回数測定して,測定結果をもとにスクリーニングすることにしようと思っています。
スクリーニングされた物質は,将来的に手間が大変掛かるが確実にその部位の機能が分かるとされている方法で,本当に効果があるか確認します。

そこで,どのような要件を満たせば,このAという方法でスクリーニングが行なえると判断してよいか,お教えいただけないでしょうか。
陽性と分かっている物質を使用した際の増加の平均値,標準偏差,陰性と分かっている物質を使用した際の測定値の標準偏差などから判断するのでしょうか?

本当に初心者で,どのような統計的な手法で判断してよいのか迷っています。
うまく伝えられたか心配ですが,よろしくお願いします。

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