No.03151 Wilcoxon の符号付順位検定を用いてよろしいでしょうか。  【ヒロ】 2007/04/08(Sun) 21:23

ヒトの肩の関節が可動する方向(上方と前方の2方向)と各方向の可動性の大きさについて検定を行いたいのですが,お教え下さい。
肩関節の可動する大きさは,触診で測定します。大きく動く;2,少し動く;1,わずかに動く;0,動かない;−1 のスコアーを当てはめ,上方向と下方向の2群で50例のデータを取りました。この解析は,表題の検定法を用いました。
さらに解析は,この段階を要約して,動く;1,動かない;0 の2点変数でも検定を行いたいのですが,同じ手法でよろしいのでしょうか? 
理論的には対象を比較する為の尺度なので順序変数と考えたいのですが,データの段階が4点から2点にすることで,名義尺度づけとなるのでしょうか。
よろしくお願いいたします。

No.03152 Re: Wilcoxon の符号付順位検定を用いてよろしいでしょうか。  【青木繁伸】 2007/04/08(Sun) 22:23

> この段階を要約して,動く;1,動かない;0 の2点変数でも検定を行いたいのですが,同じ手法でよろしいのでしょうか

よいですが。
なんで,要約する必要があるんでしょう。要約と言うことは情報の損失を伴うことですよ。

> データの段階が4点から2点にすることで,名義尺度づけとなるのでしょうか。

2段階になるから名義尺度なのではないです。
順序の付かないカテゴリーが名義尺度なんです。
順序が付いているカテゴリーを併合して2段階にしようが,順序尺度に変わりはないです。

No.03153 Re: Wilcoxon の符号付順位検定を用いてよろしいでしょうか。  【ヒロ】 2007/04/09(Mon) 00:21

ご解答とご指摘をいただき,どうもありがとうございます。
分類がわかっていても外部に資料を出すこととなると,とんでもない誤った作業を行っていないか心配になりました。助かりました。心より感謝します。

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