No.02883 検定方法について  【Mazda】 2007/03/01(Thu) 07:37

はじめまして.今,あるデータに差があることを明らかにしたいのですが
どの検定方法を用いたら良いのか悩んでおります.

ある女性が4月から6月まで運動をしています.この間,毎週体重測定を行います(12週).
その後,7月から9月までケガのため運動が行えず,体重測定も行えません.
10月には回復し運動と体重測定(毎週)を行います.

4月から6月までの体重と,10月以降の体重では後者が明らかに増大しています.
この時,用いる検定は「対応のある t-検定」で宜しいのでしょうか?
時系列上に被検者が1名(n=1)しかいない為,悩んでおります.

その他の方法を用いたら良いのか,または統計的に処理はできないのか
ご教授頂けたら幸いです.

No.02884 Re: 検定方法について  【青木繁伸】 2007/03/01(Thu) 09:19

何のために検定をするかということを考えてみてください

運動を続けている状態の体重と,3ヶ月間運動をしなかった後での体重に違いがあるかということでしょうか。

単に,一人の対象者についてこれを明らかにするのは,図を描いて,平均値と標準偏差を記入しておけばよいでしょう。

「3ヶ月の運動中断が体重増加をもたらす」ということを一般的なものとして統計学の裏付けの下で述べたいのなら,被験者一人では無理でしょうし,条件ももっとちゃんとコントロールすべきでしょう。

No.02885 Re: 検定方法について  【Mazda】 2007/03/01(Thu) 10:04

青木先生

やはり1人では無理ですね.
もう少し,『何のために検定をするか』ということを
考えてみるべきでした.

ありがとうございました.

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