No.02642 SD法を用いた実験におけるサンプル数の節約  【統計初心者】 2007/02/07(Wed) 21:19

現在,SD法を用いてA,B2つの刺激の印象評価実験を計画しています.
実験計画は被験者数を節約するために,対応ありの計画でA→Bの順序の群(AB群)とその逆順の群(BA群)をつくってカウンターバランスをしてます.
そ こで問題はサンプルサイズなのですが,一般に形容詞対よりも多いサンプル数を用意すべきと言われているので,今回は30対の形容詞対を用いていることから 少なくとも30人は必要になると思います.しかし,コスト時に8人が限界であるため,なんとか少ないサンプルサイズでも統計解析ができる工夫はないかと探 しています.個人的には,8人の被験者から求めた統計量を用いて仮想的にサンプルを増やしてしまうなどの方法を思いつきましたが,一般的な方法なのか分か りません….どなたか被験者数を仮想的に増やす方法,または少ないサンプル数でも統計解析(今回の場合はSDデータを因子分析する)が出来る工夫をご存知 でしたらご助力願います.

No.02643 Re: SD法を用いた実験におけるサンプル数の節約  【青木繁伸】 2007/02/07(Wed) 21:41

そのような方法は無いと思います

また,たとえ,30対のデータを解析するために理論的に30人で良いとしても,それは数学的な解を求めるための最小限の条件であって,安定的な解を求めるためにはもっともっと(いくらくらいなんでしょうね)データが必要なものなんでしょう。
30以下で何とかというのは,無理な注文ではないでしょうか?
最初からその限界を認識していたとしたら,もしかして良い方法があるかもというはかない希望で実験を開始することも無かったのかも知れないと思うと。。。。

No.02649 Re: SD法を用いた実験におけるサンプル数の節約  【統計初心者】 2007/02/08(Thu) 14:24

ご指導ありがとうございます.
はっきりと無いと言っていただいてすっきり致しました.

そうすると因子分析以外にできる方法はないかと色々と模索した結果,セマンティックプロフィールとSDデータを基にクラスタ分析した結果をつかって因子分析のようなことが出来ればなんとか実験結果について考察可能なのかなと考えています.
と言うか実験計画自体変えたほうがよいのかもしれませんね。。。

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