No.02263 Re: 下位検定のRyan法について 【にゃんちゅう】 2007/01/13(Sat) 21:12
平均値はどういう順番でならんでいるのですか?
No.02265 Re: 下位検定のRyan法について 【erika】 2007/01/13(Sat) 21:24
平均値というのは,Ryan法を行ったあとにでる平均値のことでしょうか?
1 2 3 4 5
mean : -0.250 -0.850 -0.500 -0.400 -1.700
というものがでています。統計初心者なもので,間違っていたらすみません。
No.02266 Re: 下位検定のRyan法について 【にゃんちゅう】 2007/01/13(Sat) 21:29
行ったあとというのはよくわからないです。素朴な水準ごとの平均値の順位です。
No.02267 Re: 下位検定のRyan法について 【erika】 2007/01/13(Sat) 21:44
適切な表現ができなくてすみません。
[ A1 ] : mean= -0.250 / SD= 1.374 / n= 20
[ A2 ] : mean= -0.850 / SD= 1.195 / n= 20
[ A3 ] : mean= -0.500 / SD= 1.162 / n= 20
[ A4 ] : mean= -0.400 / SD= 1.463 / n= 20
[ A5 ] : mean= -1.700 / SD= 1.054 / n= 20
No.02269 Re: 下位検定のRyan法について 【erika】 2007/01/13(Sat) 22:01
載せてあるものが間違っていたらすみません。
A1〜A5が水準にあたるものです。それぞれの平均と標準偏差です。
水準ごとの平均値というのは,Ryan法を行う前の各水準の平均値のことでしょうか?
また平均値の順位とおしゃっているのですが,並び替えるものなのですか?
A2とA4のところを訂正します。
A2 : mean= -0.950 / SD= 1.117 / n= 20
A4 : mean= -0.750 / SD= 1.135 / n= 20
でした。
No.02271 Re: 下位検定のRyan法について 【青木繁伸】 2007/01/13(Sat) 22:36
先の質問の回答で挙げられたページの「対比較は次のように行われる」の1〜3をごらんいただいたのでしょうか?
2262 の対比較の列の xx-yy の xx, yy は平均値の大きさの順に並べ替えた群の番号ではないようですね。
どちらでも実態は変わらないのですが,件のページに書いてあるように,平均値の大きさの順に群の番号を定義して手順に従った方がわかりやすいと思います。
(1-2 でステップが4と表示されていると,1,2 に含まれる群がどれとどれかなど,いちいち見ないといけませんからね)
すなわち,平均値順に並べ替えて,a番目の群と b 番目の群の間で平均値に差がなければ a と b の間の平均値を持つ群のすべてのついには差がないとする(それ以上対比較をしない)訳です。
No.02273 Re: 下位検定のRyan法について 【erika】 2007/01/14(Sun) 01:01
すみません。ちゃんと見ていたとはいえません。
理解していなかったことに気づきました。
青木先生のページの「対比較は次のように行われる」の3のところに書いてある,「a番目の群と b 番目の群の間で平均値に差がなければ,このa番目の群と b 番目の群の間の平均値に挟まれている郡は,検定を実施せずにただちに有意差なしと結論する。」
この「検定を実施せずにただちに有意差なしと結論する」というのは,
例えば5水準あり,a<b<c<d<eとしてステップ数4のときに aとdで有意,bとeで有意でないことが分かったとします。bとeの間に入っている対比較のみ,比較しなくてよい,比較する必要がないということでいいのでしょうか?
つ まり,うまく文章にしにくいのでわかりにくいかもしれませんが,bとe間に入っていない対比較は,ステップ数3であっても2であっても比較してよく,ス テップ数は郡間みるために必要なもので,片方が有意で,もう片方が有意でないとしてもステップ数で打ち切るということではない,ということでよいというこ とでしょうか?
No.02277 Re: 下位検定のRyan法について 【青木繁伸】 2007/01/14(Sun) 08:19
> bとe間に入っていない対比較は,ステップ数3であっても2であっても比較してよく,ステップ数は郡間みるために必要なもので,片方が有意で,もう片方が有意でないとしてもステップ数で打ち切るということではない
そういうことだと思います
No.02281 Re: 下位検定のRyan法について 【erika】 2007/01/14(Sun) 17:40
青木先生,にゃんさんありがとうございました。
わかりにくい文章,理解していない部分もありご迷惑をおかけしました。
もう一つだけ,質問があります。
ある4水準あり,4水準,1,2,3,4のすべての平均と分散値をだしました。
4水準の中の3,分散値が大きいとします。
このとき,この3の分散値が大きいため,3の平均は意味のないものとなりますよね。
そしてRyan法を利用して検定したところ,この3が基準となり,3-1,3-2,3-4と対で有意がでたとすると,3は分散が大きいのに,他の対と平均値の差があるといってもいいのでしょうか?
教えていただけないでしょうか。
至らない文章とは思いますが,よろしくお願いします。
No.02282 Re: 下位検定のRyan法について 【青木繁伸】 2007/01/14(Sun) 18:17
> 3の分散値が大きいため,3の平均は意味のないものとなりますよね
意味のないものということはないでしょう。また,たとえ分散が大きいとはいっても,どの程度大きければ問題なのかという,絶対的な基準などないでしょう。
そのようなデータの状況も含めて検定結果が出ているわけです。
分散が大きいからとか,データ数が少ないからとか,分布が少し正規分布とは異なっているからとか,なんだかんだと理由づけて検定結果の解釈を(恣意的に)曲げるのは,よろしくないと思います。
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