No.02018 相対値の検定  【T】 2006/12/25(Mon) 11:27

初歩的なことで申し訳ないのですが。
相対値を検定することについてお伺いします。
著名な学術誌でもよく見られますが,対照群のdataを相対値“1”で表し,その際の被験群の値を1に対する相対値で表した上でt検定を行い,有意差を確認することがあると思います。この際,対象群のdataは1としているため標準偏差は記載されていません。
この場合,対照群のばらつきがないのに,被験群とt検定を行うのは統計的に妥当な手法なのでしょうか。お教え下さい。

No.02020 Re: 相対値の検定  【青木繁伸】 2006/12/25(Mon) 12:41

> 対照群のばらつきがないのに,被験群とt検定を行う

そのような検定を見たことがないので,ちょっと質問します。
二群の平均値の差の検定を行っているのでしょうか?そんなわけはないと思いますが。

対応のある二標本の平均値の差の検定は,対応のあるデータの差を取ってそれを検定対象にします。検定対象の数値は一変量になるので,これは母平均0の検定と同じものになります。この検定では対照群(というか基準になる標本,例えば治療前とか)を基準にします。

あなたの挙げた検定では,同じく対照群を基準にするけども,差を取るのではなく比をとると言うことなんですね。比をとっても同じように一変量にはなるでしょうが,上にあげた対応のあるデータの平均値の差の検定とは異なるものになるでしょう。

著名な学術誌でよく見られる検定方法であるなら,それでいいのでしょう。

● 「統計学関連なんでもあり」の過去ログ--- 039 の目次へジャンプ
● 「統計学関連なんでもあり」の目次へジャンプ
● 直前のページへ戻る