No.02015 Re: 外れ値がある場合の多重比較 【青木繁伸】 2006/12/24(Sun) 20:44
過去ログも参照頂くといいでしょうけど,制約条件の多いパラメトリック検定を採用するのがためらわれるならs,ノンパラメトリック検定を採用すればよろしいでしょう。
どの程度の基準を過ぎるとノンパラメトリックにするというのもないので,なんともはっきりいいようがありません。
制約条件のない(少ない)ノンパラメトリック検定で有意だったら,満たされるかどうか分からない条件のあるパラメトリック検定を採用しなくてよかったなあということになるんじゃないでしょうかというのが,結論のように思います。
どうしても有意にしたければ,あれこれ理屈をつけてパラメトリック検定でごりごり押していけばよいのだと思います。ノンパラメトリック検定でも有意でなければ,すっぱりあきらめるという使い方もできるでしょうね。
No.02026 Re: 外れ値がある場合の多重比較 【aki】 2006/12/25(Mon) 20:38
青木先生 どうもありがとうございます。
有意かどうか,という点では,どの方法でも根幹の部分では有意差が出ます。
ですから,
> 制約条件のない(少ない)ノンパラメトリック検定で有意だったら,満たされるかどうか
> 分からない条件のあるパラメトリック検定を採用しなくてよかったなあということになる
> んじゃないでしょうかというのが,結論のように思います。
と考え,ノンパラメトリック検定をしようと思います。
もうひとつすみません。
Games-Howellをノンパラメトリック検定として使っている論文もあったのですが,これは等分散性の制約はないが正規性の制約はある,という文献のほうが正しいのでしょうか。
このような場合のノンパラメトリック検定はSteel-Dwass法のほうでよいのでしょうか。
各検定の中身をよく理解せずに,このようなYes/No質問をしてしまって,申し訳ありません。
No.02045 Re: 外れ値がある場合の多重比較 【後医は名医】 2006/12/28(Thu) 00:32
>Games-Howellをノンパラメトリック検定として使っている論文もあったのですが,これは等分散性の制約はないが正規性の制約はある,という文献のほうが正しいのでしょうか。
後者の方(正規性の制約はあるも等分散性の制約はない)が正しいと思います。
No.02123 Re: 外れ値がある場合の多重比較 【aki】 2007/01/03(Wed) 00:25
どうもありがとうございます。すっきりしました。
年末年始でネットにアクセスできないところにいたため,御礼が遅れてしまいました。
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