No.01904 Re: U検定の結果の書き方 【青木繁伸】 2006/12/14(Thu) 17:13
Q値というのは私は知らないのですが
コンピュータの計算結果として,中央値や,Q値が小数点以下2桁まで表示されているのかも知れませんが,この統計ソフトの中央値を求める方法では小数点以下2桁目はいつも0なのではないか。とか。
コンピュータの出力結果そのままを論文に書くのはやめましょう。Uもこの場合は 458 という整数値だと思います。
逆 に,P値は P< 0.001 のような書き方は好ましいものではありません。コンピュータが表示した小数点以下3桁をそのまま書いた方がいいと思います。例えば P = 0.013 のように。P 値が 0.001 未満の場合には,P < 0.001 と書きましょう。
さて,本題
中央値やQ値は,分析結果ですので,当然書く必要があるでしょう。書く必要のない数値なら,その項目については書く必要がないのでしょう。
書き方としては,「○○群の中央値は▲▲,□□群の中央値は★★であった。マン・ホイットニーの U 検定を行った結果,有意水準5%のもとで,両群の中央値には有意な差が認められた(U=xxx, P=oooo)。」みたいなところですね。
検定手法とか,有意水準とか,両側検定か片側検定かなどは,前の方の「統計手法」などのところでまとめて述べておくと思うので,一々述べなくて良いでしょう。
No.01905 Re: U検定の結果の書き方 【まりあ】 2006/12/14(Thu) 17:17
青木先生,ありがとうございました。
● 「統計学関連なんでもあり」の過去ログ--- 039 の目次へジャンプ
● 「統計学関連なんでもあり」の目次へジャンプ
● 直前のページへ戻る