No.01898 ボンフェローニ法  【mow】 2006/12/14(Thu) 01:18

対応ある3群の比率の差をコクランのQ検定で検定し,その後多重比較をするにあたって,ボンフェローニ法を使えるのではな いかと青木先生にアドバイスを頂き,わからないなりにいろいろしらべておりました.SPSSでは一元配置分散分析のその後にボンフェローニ法ができるよう になっています.SPSSでは,私がしようとしていることはできないということでしょうか?

No.01900 Re: ボンフェローニ法  【青木繁伸】 2006/12/14(Thu) 09:39

SPSS でできるかどうか分かりませんが,ボンフェローニ法は非常に単純なやり方ですから,ソフトが対応していなくてもできますよね。個々の検定結果を判断する基準を考慮するだけなんですから。

No.01912 Re: ボンフェローニ法  【mow】 2006/12/14(Thu) 22:46

ボンフェローニ法とは検定を選ばず,比較する組み合わせの数で有意点設定を変えるのですよね?ということは, SPSSやエクセル統計2006などの市販ソフトは検定はt検定をおこなっていて,有意点の設定を変えているだけなのではないでしょうか?そうなると,私 がしたい対応ある3群の比率の差を多重比較するのとは違う気がしてきました.Rを使うとしたら,コクランのQ検定の後,ボンフェローニ法を使って多重比較 するためにはどうしたらよいのでしょうか?

No.01914 Re: ボンフェローニ法  【青木繁伸】 2006/12/15(Fri) 00:21

> 私がしたい対応ある3群の比率の差を多重比較するのとは違う気がしてきました

対応のある3標本なんですね?
対 応のある2標本の組み合わせが3通りできるわけですから,対応のある2標本の比率の差を検定して,それぞれの有意性判定を α/3 でやればよいだけですから,SPSS でも,SAS でも何ででも,対応のある2標本の比率の差の検定(複数あればそのうちのどれでも)でやれば良いだけなんですけどね。

No.01922 Re: ボンフェローニ法  【mow】 2006/12/15(Fri) 19:05

対応のある3標本です.
McNemer検定を3通りして,有意性判定をα/3 ですればよいわけですね.
検定の方法を記述するときは,「ボンフェローニ法により有意水準を0.05/3とした」とすればよいのでしょうか?

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