No.01573 paired t と repeated measures ANOVA の併用  【篠崎】 2006/11/10(Fri) 18:35

青木先生,皆様,初めまして。
現在,兄弟10組(計20人)を被験者に行動実験を行い,解析中です。
刺激は,3×3 の 2元配置(対応のある因子と対応のある因子)になっており,反応時間を計測しました。
現在 SPSS11.5 を用いているのですが,被験者間要因として兄弟を,被験者内要因として反応時間を two way repeated measures ANOVA として入力しますと,被験者間要因は対応のないものとして扱われます。
本実験の場合,被験者は兄弟でありペアですから対応のあるものとして扱いたいと考えております。
すなわち,rmANOVA が2つペアになっているようなデザインです。
ここで,例えば兄弟間の差や,兄弟と刺激との interaction を求めるにはどのようにすればよいのでしょうか。
以上,よろしくご教授いただけましたら幸いでございます。

No.01574 Re: paired t と repeated measures ANOVA の併用  【QE一辺倒】 2006/11/11(Sat) 07:39

A,B,C(兄弟)の三元配置,繰り返し10回として分散分析する。

No.01578 Re: paired t と repeated measures ANOVA の併用  【篠崎】 2006/11/12(Sun) 13:05

QE一辺倒様
ありがとうございます。
この場合,例えば ABC の interaction は求まりますが
ある特定の刺激(A1B1,A1B2)に着目して,その刺激と兄弟との interaction を求める場合には単純にA1B1,A1B2×兄,弟を分散分析すればよいのでしょうか。
度々恐れ入りますが,ご教授お願い申し上げます。

No.01584 Re: paired t と repeated measures ANOVA の併用  【QE一辺倒】 2006/11/13(Mon) 08:37

「対比の分解」を行えば良いでしょう。
因子A,Bの特定組み合わせ例えばA1B1,A1B2のみのデータ で,因子Cとの交互作用を求める。この場合,ABCの3因子交互作用に見えるが,Aは第1水準に固定だからA1における2因子間交互作用といってもよい。 このような細かい分解は,直交を保つ対比なら全自由度以内で数通り行える。直交しなくてよいなら,何通りでも計算できる。
「対比の分解」については,例えば田口玄一 統計解析 丸善(株),または統計解析 (経営工学シリ−ズ) 田口玄一 ; 横山巽子 日本規格協会を参照。

No.01586 Re: paired t と repeated measures ANOVA の併用  【篠崎】 2006/11/13(Mon) 16:17

QE一辺倒様
「対比の分解」という名前すら知りませんでした。
本を紹介下さりありがとうございます。
勉強します。
ありがとうございました。

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