No.01437 AとCに差があってもよさそうなのに。  【トト】 2006/10/25(Wed) 21:45

3つの群の平均値の差をみるために,ノンパラでクラスカルウォリスの検定をしたところ有意差ありでした。
つづいて,一つずつマンホイットニーのU検定で個別にみていきました。
グループAとBで有意差があり,グループBとCで有意差がありました。
グループAとCは有意差なしでした。
でも,↓の平均値をみると,AとBやBとCよりも,AとCのほうが
差がありそうにみえる気がするんですが・・・
AとB,BとCに差があるなら,AとCに有意差があるんじゃないかと。

そういうことは生じうるのでしょうか。

グループA:平均値0.76,SD 0.34
グループB:平均値0.70,SD 0.38
グループC:平均値0.67,SD 0.38

No.01438 Re: AとCに差があってもよさそうなのに。  【青木繁伸】 2006/10/25(Wed) 22:34

P値は,平均値の差だけではなく,データの個数にも関係するんですよ。
それと,クラスカル・ウォリス検定はノンパラですから,平均値と標準偏差から判断するのも疑問ですね。

No.01440 Re: AとCに差があってもよさそうなのに。  【ひの】 2006/10/26(Thu) 01:15

クラスカル・ウォリス検定もU検定も,「平均値の差」を検定しているのではありませんよ。

No.01444 Re: AとCに差があってもよさそうなのに。  【トト】 2006/10/26(Thu) 16:30

・・・。ほんとそうですね。平均値ではなくて中央値の検定なんですよね。
うっかりしていました。ありがとうございます。

そうすると,結果をグラフで見せて,ここに有意差があったと説明する場合にも
グラフは中央値にしないとおかしいということでしょうか。

No.01445 Re: AとCに差があってもよさそうなのに。  【青木繁伸】 2006/10/26(Thu) 17:01

箱髭図を使えば良いだけのことですね。

No.01461 Re: AとCに差があってもよさそうなのに。  【トト】 2006/10/27(Fri) 23:41

どうもありがとうございました。

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