No.01231 パス解析における誤差相関について  【ふくだ】 2006/10/03(Tue) 04:42

慣れないパス解析を参考書(Amosによる共分散構造分析:ナカニシヤ出版)を見つつ
取り組んでおります。使用ソフトはAmosです。
探索的なパス解析であり,相関係数が有意だったパスをすべて描いて解析したあと,
有意ではないパスを削除してモデルを作りました。
そのモデルはデータの当てはまりは受容できるレベルではあるのですが,
媒介要因にしている2つの尺度の誤差間に共変量のパスを描くと
さらにデータの当てはまりが非常によくなるのです。
しかし,観測変数のみを扱ったパス解析の先行研究をみても
誤差相関をふくんだモデルはあまり見当たらないのですが,
観測変数のみを扱ったパス解析でも誤差相関を想定してもよいのでしょうか。
また誤差相関の解釈なのですが
2つの従属変数の「独立変数では説明されない部分」を共通して説明する,
モデルには含まれない第3の要因が存在する。
というもので大きく違っていないでしょうか。
ご存知の方,教えてください。

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