No.01047 ロジスティック回帰分析(SNP解析)  【KT】 2006/09/06(Wed) 04:49

疾患(ケース)とコントロールの間で,ある遺伝子上の塩基配列の違い(AとB)があるかどうかを2×2のカイ2乗検定 (ケース・コントロール×A・B)で調べております。同じことをしている論文を見ていると,関連が認められた後にその関連が年齢や性別の影響を受けていな いことを示すため,「ロジスティック回帰分析」が使われております。疾患とコントロールの間の差ではなく,別の因子によって一見差があるように見えている かもしれないことを調べるために行っていることは理解できるのですが,具体的にどのように解析すれば良いのか分かっておりません。ご教授お願いいたしま す。

No.01048 Re: ロジスティック回帰分析(SNP解析)  【青木繁伸】 2006/09/06(Wed) 05:33

使える統計パッケージは何でしょうか?
R だと,
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/R/lr2.html
などをご覧になれば解析はできると思います。
解釈は,適切な教科書を参照。

No.01051 Re: ロジスティック回帰分析(SNP解析)  【KT】 2006/09/06(Wed) 12:47

青木先生,ご回答どうも有難うございました。
現在手元にあるソフトはStatViewです。

ロジスティック回帰分析とは異なった方法で年齢の影響をみている論文がありました。
塩基A群と塩基B群の2群に分類し,群間で年齢の分布に差がないことを示している方法でした(恐らく,t検定あるいは分散分析を使用)。もしこれでも問題ないのであれば私の手元にあるソフトでも解析できるのですが,適切な方法なのでしょうか?

No.01052 Re: ロジスティック回帰分析(SNP解析)  【青木繁伸】 2006/09/06(Wed) 13:05

それは可能というか,古典的にそのようにするのは常套手段ですよね。

ただ,要因が複数あるとそれらを同時に検討はできないですね。
単変量解析をいくつ積み重ねても,多変量解析ではないですから。

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